SHARE:

警備会社の防犯カメラは必要?自分で備える場合との違いを比較

警備会社の防犯カメラは必要?自分で備える場合との違いを比較

アルソックの防犯カメラを調べると、金額の一覧より先に見積もりの案内に行き着きます。

ホームセキュリティも防犯カメラも、住宅の間取りと設置場所を見てからでないと台数も配線の長さも決まらないため、一律の値札が付けられないサービスです。

それでも費用の内訳そのものは決まっています。

機器代・設置工事費・月額料金の3つで、ここにオプションが乗ります。

金額を大きく動かすのは、台数が1台か4台か、屋内だけか屋外を含むか、配線をどこまで延ばすか、既存のコンセントが使えるかの4点です。

自分の家がどのあたりに当たるかを当てはめられれば、見積もりを見たときに高いか安いかを判断できます。

本記事では、アルソックに防犯カメラを頼むときの費用の内訳と、見積もりで確認する項目を解説します。

防犯GET

防犯GET編集部

防犯GETは、家庭でできる防犯対策と防犯グッズの選び方をまとめているメディアです。防犯カメラや見守りカメラ、補助錠や防犯フィルム、センサーライトや防犯ブザーまで、メーカーが公開している仕様を確かめながら、用途ごとの向き不向きを書いています。

※本記事はAIの補助を得て作成し、編集部が校正しています。

アルソックの防犯カメラ費用は機器代・工事費・月額の3つに分かれます

家電量販店でカメラを1台買ってくる場合との最大の違いは、月額料金という項目があることです。

アルソックのような警備会社に依頼すると、機器を設置して終わりではなく、映像の保存や異常を検知したあとの対応が継続費用として乗ります。

逆に言えば、初期費用だけを比べると警備会社は割高に見え、5年10年の総額で比べると差が縮まったり逆転したりします。

費用の種類中身発生の仕方金額が動く条件
機器代カメラ本体、録画機、電源アダプタ、配線材初期(買い取り)または月額に含む(レンタル)台数、屋外対応か、録画機を置くか
設置工事費取り付け、配線、機器設定、動作試験初期台数、配線距離、高所作業、壁の材質
月額料金映像の保存、遠隔での確認、異常時の対応、機器の保守継続契約プラン、台数、駆けつけを含むか
オプションセンサー、非常ボタン、カメラの増設初期+月額追加した数

金額はプランと住宅の条件で決まるため、公式の見積もりで確認してください。

2026年9月時点で、アルソックは住宅向けの料金を個別の見積もりで案内する形をとっています。

ネット上に出回っている「相場」は条件が伏せられていることが多く、自宅に当てはまるとは限りません。

初期費用と継続費用を分けて書き出す

見積もりを受け取ったら、まず紙の上で初期と継続に線を引いてください。

初期側には機器代・工事費・オプションの取り付け費が入り、継続側には月額料金が入ります。

この2つを足して「総額いくら」と眺めると比較ができなくなるので、初期は初期、月額は月額で、他社の見積もりと並べます。

カメラ単体の購入と費用の性質が違う

市販のカメラを自分で買う場合、費用は本体代とSDカード代でほぼ終わり、あとはクラウド保存を使うかどうかだけです。

警備会社の契約では、異常があったときに人が動く仕組みまで含まれるので、月額の中身をカメラの費用として比べると必ず高く見えます。

何にお金を払っているのかを分けて考えてください。

カメラの選び方そのものを先に押さえたい場合は、防犯カメラの選び方でタイプ別の違いを解説しています。

防犯カメラの見積もり金額を動かす6つの要因

同じ「防犯カメラ1台」でも、条件次第で工事の中身がまったく変わります。

見積もりを取る前に自宅の条件を確認しておくと、電話や訪問の場で話が早く進みます。

台数と、屋内か屋外か

台数が増えると本体代が増えるのは当然ですが、それ以上に配線と設定の作業時間が増えます。

玄関と勝手口と駐車場で3台になれば、配線の経路も3通り考えることになり、録画機を置くかどうかの判断も出てきます。

屋外に付けるなら防水性能と動作温度の条件が加わり、機器の単価も上がります。

屋外用の見極め方は屋外用防犯カメラの選び方で防水性能の目安を解説しています。

配線の距離と高所作業の有無

録画機やルーターからカメラまでの距離が長いほど、配線材の費用と、天井裏や壁の中を通す手間が増えます。

壁を貫通させるのか、モールで露出配線にするのかでも見た目と費用が変わります。

2階の軒下や車庫の梁など、脚立で届かない高さに付けるなら高所作業の費用が別項目で立つことがあり、ここが見積もりの差になりやすい部分です。

電源の取り方と録画の残し方

設置場所のすぐ近くに使えるコンセントがあるかどうかで、工事の規模が変わります。

コンセントがなければ電源側の工事が必要になり、後述する資格の問題も出てきます。

録画をSDカードに残すのか、録画機にまとめるのか、クラウドに上げるのかも費用に直結します。

SDカードは追加費用がかかりませんが、本体ごと持ち去られると映像も一緒に失われます。

クラウドは継続費用がかかる代わりに、機器を壊されても映像が残ります。

電気工事士の資格が必要になる境目|屋外配線とコンセント増設

電気工事士法では、一般住宅の電気工作物の工事は電気工事士の資格を持つ人でなければ行えないと定められています。

費用を抑えたいからと自分でやろうとすると、この線を越えてしまうことがあります。

どこからが有資格者の領域なのかを、先に確認してください。

作業扱い
分電盤から新しく分岐を取る電気工事士の資格が必要
コンセントの新設・増設電気工事士の資格が必要
屋内配線の新設・引き直し電気工事士の資格が必要
屋外へ電線を引き出して接続する電気工事士の資格が必要
既存のコンセントにアダプタを差す資格は不要
電池式・ソーラー式のカメラを金具で固定する資格は不要

つまり、既存のコンセントが届く範囲なら自分で設置できる余地があり、電源を新しく引く必要が出た時点で業者に頼む前提になります。

見積もりに「電源工事」の項目があるかどうかは、この境目を越えているかどうかの目印です。

項目が見当たらないのに設置場所にコンセントがない場合は、どこから電源を取るつもりなのかを必ず聞いてください。

賃貸住宅では、資格の問題とは別に、壁への穴あけや共用部への設置が契約で制限されます。

管理会社の許可が必要かどうかを先に確認し、穴を開けずに済ませたい場合は防犯カメラの取付金具の選び方で穴あけなしの固定方法を解説しています。

自分で付ける場合とアルソックに頼む場合の費用差

工事不要タイプを自分で設置すれば、費用は機器代だけで済みます。

ただし安いほうが得とは限らず、条件によっては最初から業者に頼んだほうが結果的に安く収まります。

自宅がどちらに当てはまるかで判断してください。

自分で設置して問題が起きにくい条件

  • 設置したい場所に、既存のコンセントが届く
  • 脚立で安全に届く高さで、足場が安定している
  • 屋内、または庇の下など雨がかりの少ない屋外
  • 1台から2台で、録画をSDカードかクラウドに残す
  • まず1台試して、写り方を確かめてから増やしたい

業者に頼んだほうがいい条件

  • 設置場所の近くに電源がなく、コンセントの増設が必要
  • 2階の軒下や車庫の梁など、脚立で届かない高さ
  • 3台以上を1台の録画機にまとめて、配線を隠したい
  • 留守中に異常があったときの対応まで含めて任せたい
  • Wi-Fiが設置場所まで届かず、有線での配線が要る

配線なしのタイプで済ませられるかどうかの判断は、工事不要の防犯カメラは使える?で電池式やソーラー式の限界とあわせて解説しています。

電池式は常時録画に向かず、動体検知で必要なときだけ録る使い方になるため、記録の残し方が変わる点は先に理解しておいてください。

防犯カメラを頼める先は4タイプ|警備会社・専門業者・量販店・電気工事店

アルソックのような警備会社だけが選択肢ではありません。

守備範囲が違うので、やりたいことによって適した依頼先が変わります。

どれが優れているという順位は付けられませんから、自分の目的に近いところから当たってください。

依頼先守備範囲費用の重心向く人
警備会社機器の設置、映像の保存、異常時の対応月額が中心留守が多く、対応まで任せたい
防犯設備の専門業者機器の選定と設置、録画機を含む構成初期が中心台数が多く、構成を相談したい
家電量販店販売と、提携業者による設置初期が中心取り扱い機種の中から選びたい
電気工事店電源工事と配線、機器の取り付け初期が中心コンセント増設や配線が主な課題

費用の性質が違うので、初期費用だけを並べると警備会社は不利に見え、10年間の総額で並べると専門業者に機器代と保守費が積み上がります。

比較するなら、想定して使う年数を決めてから総額を出してください。

戸建てで何を優先すべきかを整理したい場合は、家庭用防犯カメラの選び方で戸建て特有の基準を解説しています。

アルソックの見積もりで確認する項目

見積書の合計金額だけを見て判断すると、あとから追加が出たときに比較の前提が崩れます。

項目が含まれているかどうかを、次の順で確認してください。

初期費用の側で確認すること

  • 出張費と、現地調査の費用が含まれているか
  • 高所作業の費用が別項目になっていないか
  • 配線材が何メートルまで込みで、超えた分の単価はいくらか
  • 既存コンセントの利用を前提にしているのか、電源工事を含むのか
  • 設置後の設定とスマートフォンへの登録が含まれるか

継続費用と保証の側で確認すること

  • 月額に何が含まれ、何が別料金なのか
  • 契約期間と、期間内に解約した場合の扱い
  • 機器の保証期間と、故障時の交換費用の負担
  • 引っ越しや外壁工事でカメラを外すときの移設費と撤去費
  • 追加請求が発生する条件が書面に書かれているか

「見積もり無料」をうたう案内は多いものの、出張費やキャンセル料の扱いまで書かれているかは会社ごとに違います。

無料の範囲がどこまでなのかを、依頼の電話をかけた時点で聞いておくと安心です。

相見積もりを取るなら、台数・設置場所・電源の有無・録画の残し方という4つの条件を全社に同じ言葉で伝えてください。

条件がずれた見積書を並べても、安いほうが安いとは判断できません。

買い切りとレンタル・月額サービスはどちらが向くか

警備会社のホームセキュリティでは、機器を買い取る形と借りる形の両方が案内されることがあります。

同じ機器でも支払い方が変わるだけなので、どちらが得かは使う年数で逆転します。

初期費用を抑えたいならレンタル

レンタルは機器代が月額に含まれるため、最初に出るお金が小さくなります。

故障したときの交換が契約に含まれる場合は、修理費の心配もありません。

一方で契約期間の縛りがあり、途中で解約すると残りの期間分の負担や撤去費が生じることがあります。

数年で引っ越す予定があるなら、その時点でどうなるのかを契約前に確認してください。

長く使うなら買い取りも検討する

買い取りは初期費用が大きくなりますが、機器が自分のものになるので、月額は監視や保存のぶんだけに絞れます。

10年使う前提なら総額で有利になることもあります。

ただし機器には寿命があり、屋外に付けたカメラは雨と紫外線で劣化していきます。

買い取った機器が壊れたときの交換費用は自分の負担になるので、保証期間の長さも一緒に見てください。

よくある質問

アルソックで防犯カメラだけを契約できますか

プランの構成は時期によって変わるため、カメラ単体で契約できるかは公式の窓口で確認してください。

センサーや非常ボタンを含むホームセキュリティの中にカメラが位置づけられている場合、カメラだけを外すと構成が変わり、月額も変わります。

問い合わせのときは「カメラのみを希望している」と最初に伝えると話が早くなります。

自分で買ったカメラを業者に取り付けてもらえますか

取り付けだけを請け負う業者はありますが、持ち込み機器を扱わない会社もあります。

警備会社は自社の機器とサービスを組み合わせて提供するのが基本なので、持ち込みには対応しないと考えたほうが現実的です。

手持ちの機器を付けたいなら、電気工事店や地域の防犯設備業者に相談してください。

賃貸マンションでも設置できますか

室内なら設置できることが多いものの、玄関の外や共用廊下は共用部にあたるため、管理会社や管理組合の許可が必要です。

壁への穴あけは退去時の原状回復に関わるので、契約書の条項を確認してから進めてください。

許可が下りない場合は、室内から窓の外を撮る配置か、置き型のカメラで玄関内側を撮る配置が現実的な選択になります。

隣の家が写ってしまうのは問題になりますか

敷地の外を広く撮ると、隣家の窓や庭が画角に入ることがあり、トラブルのもとになります。

カメラの向きを下げる、画角を狭い機種にする、映像の一部を隠すマスク機能を使うといった対処が可能です。

設置前に画角を確かめておくのが安全で、防犯カメラとプライバシーの注意点で隣家が写るときの対処を解説しています。

停電やインターネットの障害が起きたら録画は止まりますか

電源が切れれば録画は止まります。

停電に備えるならバッテリー内蔵の機種か無停電電源装置を組み合わせる形になり、その費用も見積もりに含まれるかを確認してください。

ネット回線が切れた場合、クラウド保存の機種は映像を上げられなくなりますが、SDカードや録画機に残す構成なら本体側に記録が残ります。

つながらないときの切り分け方は防犯カメラがつながらない原因と対処法で確認する順番を解説しています。

カメラを付ければ空き巣を防げますか

カメラだけで侵入を止められるわけではありません。

期待できるのは、侵入に時間がかかる状態を作って途中であきらめさせることと、あとから状況を確認できる記録を残すことです。

窓の補助錠やガラスの対策、玄関の錠と組み合わせて考えてください。

CPマークが付いた部品は、官民合同会議の試験で侵入に5分以上耐えた実績を示すもので、部位ごとに認定が分かれています。

まとめ

アルソックに防犯カメラを頼むときの費用は、機器代・工事費・月額の3つに分かれ、金額を動かすのは台数と設置場所、配線距離、電源の有無です。

既存のコンセントが届く屋内なら自分で設置できる余地があり、コンセントの増設や屋外への配線が必要になった時点で有資格者の工事が前提になります。

初期費用の安さだけで比べると判断を誤りやすいので、使う年数を決めて総額で並べてください。

ぜひ本記事の費用内訳の表と見積もり確認リストを参考に、同じ条件で複数社に見積もりを依頼してみてください。

出典

  • 綜合警備保障株式会社(ALSOK)公式サイト https://www.alsok.co.jp/(2026年9月参照。住宅向けサービスの料金は個別見積もりで案内される旨を確認)
  • e-Gov法令検索「電気工事士法」 https://laws.e-gov.go.jp/(2026年9月参照。一般用電気工作物の工事に資格を要する範囲を確認)
あなたへのおすすめ