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防犯カメラの取付金具の選び方|穴あけなしで付ける方法

防犯カメラの取付金具の選び方|穴あけなしで付ける方法

ネジ穴を開けたあとで、カメラの向きが道路から10度ほどずれていることに気づく。

取り付け金具の失敗はほとんどこの形で起きます。

防犯カメラの取り付け金具は、本体の重さ(屋外用の箱型で500g〜1kg程度)を支えるだけでなく、映したい範囲を決める部品でもあります。

だからこそ、穴を開ける前に仮固定して映像を確認する一手を入れるかどうかで、仕上がりが大きく変わります。

取り付け面の材質によっても手順は別物です。

木部なら木ネジがそのまま利きますが、コンクリートには下穴とプラグ、サイディングには防水処理が要ります。

本記事では、金具を取り付ける基本手順・向きや下地を間違えたときに起きること・面別の固定方法・道具の代用まで解説します。

防犯GET

防犯GET編集部

防犯GETは、家庭でできる防犯対策と防犯グッズの選び方をまとめているメディアです。防犯カメラや見守りカメラ、補助錠や防犯フィルム、センサーライトや防犯ブザーまで、メーカーが公開している仕様を確かめながら、用途ごとの向き不向きを書いています。

※本記事はAIの補助を得て作成し、編集部が校正しています。

防犯カメラの取り付け金具を固定する基本手順

作業の順番を変えると、やり直しの量が増えます。

穴を開けるのはいちばん最後です。

取り付け位置を決めて下地を探す

設置したい高さと位置を決めたら、その場所に下地があるかを確かめてください。

石膏ボードや薄い外壁材にネジを直接ねじ込むと、カメラの自重で数か月後に抜け落ちます。

下地探し用の針式の道具か、電子式の下地センサーで柱や胴縁(どうぶち、外壁材を留めるための下地材)の位置を確認します。

ここで下地が無いと分かったら、位置を数センチずらすほうが早いです。

金具だけを仮固定して映像を確認する

金具にカメラを付けた状態で、養生テープや万能クリップで壁に押し当てます。

そのままスマホアプリで映像を見て、映したい範囲が入っているかを確認してください。

玄関前を映したいのに軒先が画面の3分の1を占めていた、というずれはこの段階でしか気づけません。

カメラの画角は水平90度から120度程度が主流で、10度の傾きでも端の写り方は変わります。

下穴を開けてから本固定する

位置が決まったら、金具のネジ穴に合わせて鉛筆で印を付けます。

下穴はネジの径より1段細いドリルで開けてください。

木部に下穴なしで太いネジをねじ込むと、木が割れて保持力が落ちます。

固定後は金具を手で軽く揺すって、がたつきが無いかを確かめます。

配線を通してから角度を最終調整する

ケーブルを配線してから、カメラの向きを微調整します。

順番が逆だと、ケーブルの引っ張りで向きがずれます。

調整ネジを締めるときは、締めすぎて樹脂部品を割らないよう手加減してください。

取り付け金具の固定を間違えるとどうなるか

いちばん多い実害は落下です。

屋外用カメラは風を受ける面積が大きく、台風時には自重の何倍もの力がかかります。

下地に届いていないネジで留めていた金具は、この力で壁材ごと引き抜かれます。

カメラが壊れるだけでは済まず、下に人や車があれば別の被害が出ます。

次に多いのが、映像が使えなくなるケースです。

逆光になる向きに固定すると、日中は人の顔が真っ黒に潜んで判別できません。

夜間も同じで、赤外線の光が壁や庇(ひさし)に当たると、その反射で画面全体が白く飛びます。

せっかく設置しても、必要な場面で人物が分からない映像しか残らないという結果になります。

三つめは雨水の侵入です。

外壁に開けた穴をそのまま放置すると、そこから雨が壁の内部に入り込みます。

すぐには症状が出ませんが、数年かけて下地を腐らせます。

穴を開ける作業には、必ず防水処理がついてくると考えてください。

取り付け金具でよくある失敗と直し方

ネジが空回りして締まらない

下穴を大きく開けすぎたか、下地が無い場所を狙ってしまったかのどちらかです。

穴が大きいだけなら、1段太いネジに替えるか、樹脂プラグを打ち込んでからネジを入れれば保持力が戻ります。

下地が無い場合は位置をずらすのが確実です。

石膏ボード用のアンカーもありますが、屋外カメラの重量と風圧を任せるには心もとない選択です。

カメラが下を向いてしまう

調整部分の締め付けが足りていないか、金具の耐荷重に対してカメラが重すぎるかです。

仕様表に「対応重量」や「耐荷重」の記載があるので、カメラ本体の重量と見比べてください。

金具側に余裕が無いと、時間の経過とともに角度が下がります。

ポールや柵に付けたいのにネジ穴が合わない

雨どいや門柱、フェンスの支柱に付ける場合は、ネジ止め式ではなくバンド式やクランプ式の金具を選びます。

金属バンドで巻き付けるタイプなら、穴を開けずに固定できます。

ただし径の対応範囲が製品ごとに決まっているので、巻き付ける対象の直径を先に測ってください。

取り付けたら隣家の窓が写り込んでいた

角度調整で写る範囲を自宅側に寄せるか、アプリのマスク機能で該当部分を塗りつぶします。

金具の可動範囲だけで解決しないときは、設置位置そのものを見直すことになります。

この判断の目安は隣家が写るときの注意点と対処で解説しています。

取り付け金具の作業に必要な道具と代用できるもの

必須は3つです。

電動ドライバー(またはドリルドライバー)、下地探し用の道具、水平を見るための水準器。

電動ドライバーは手回しでも代用できますが、コンクリート相手だと現実的ではありません。

水準器はスマホのアプリでも足ります。

道具用途代用
下地探し(針式・センサー式)柱や胴縁の位置確認代用しにくい。壁を叩いた音での判別は精度が低い
振動ドリル+コンクリート用ビットコンクリートへの下穴木部・サイディングのみなら不要
変成シリコーンのコーキング材ネジ穴の防水屋外では省略しないこと
養生テープ・万能クリップ仮固定して映像確認手で押さえてもよいが写真が撮りにくい

コーキング材はホームセンターの補修材コーナーにあります。

100均で買える範囲の商品もありますが、屋外の紫外線が当たる場所では、耐候性を明記した製品のほうが長持ちします。

取り付け面ごとに変わる金具の固定方法

木部(軒天・破風板・木製の柱)

木ネジをそのままねじ込めるので、いちばん作業が楽な面です。

下穴はネジ径の6〜7割程度の太さで開けます。

ただし軒天のベニヤ板は薄いことがあり、板だけを掴んでいる状態では強度が出ません。

板の裏の垂木(たるき)を狙ってください。

コンクリート・モルタル

振動ドリルとコンクリート用ビットで下穴を開け、樹脂プラグかオールアンカーを打ち込んでからネジを入れます。

ドリルの回転だけでは穴が進まないので、振動機能の付いた機種が要ります。

穴の深さはプラグの長さより数ミリ深く開け、切り粉を吹き飛ばしてからプラグを入れると保持力が上がります。

サイディング(外壁パネル)

表面のパネルだけにネジを打つと、パネルが割れたり、留めている部分から水が入ったりします。

下地の胴縁を探して、そこに向けてネジを打ってください。

開けた穴の周囲と、金具の裏側にコーキング材を回してから固定すると、雨水が入りにくくなります。

パネルの継ぎ目のすぐ横は避けたほうが安全です。

賃貸で穴を開けられない場合

ネジ止め以外の方法に切り替えます。

窓枠に挟むクランプ式、フェンスに巻き付けるバンド式、室内から窓越しに撮る置き型のいずれかです。

原状回復の条件は契約によって違うので、管理会社への確認を先に済ませてください。

設置方法ごとの向き不向きは原状回復できる設置方法と注意点で解説しています。

取り付け金具の点検はどのくらいの間隔で行うか

目安は半年から1年に1回です。

屋外設置なら、台風や強風が通過したあとにもう一度見ておくと安心できます。

点検の中身は3点だけ。

金具のがたつき、ネジの緩み、コーキングの割れです。

金具を手で軽く揺すって動くようなら、ネジを締め直します。

締めても止まらないときは、下穴が広がっているか下地が傷んでいます。

その場合は位置を変えて留め直すほうが確実です。

コーキングは紫外線で数年かけて硬くなり、ひび割れます。

割れが見えたら、上から重ね打ちしてください。

点検のついでに、映像の写り方も確認します。

樹木が伸びて画角の一部をふさいでいることもよくあります。

設置してから一度も見直していないなら、設置場所の位置と高さの目安で解説している範囲と自宅の状況を照らし合わせてみてください。

よくある質問

カメラに付属している金具では足りないのですか

多くの機種は壁付け用の金具が同梱されているので、平らな壁に付けるならそれで足ります。

別売りの金具が要るのは、ポールや雨どいに巻き付けたい場合、天井から吊り下げたい場合、角度を大きく変えたい場合です。

付属品の対応範囲を確認してから買い足してください。

金具は高い位置に付けたほうがいいですか

手が届きにくい高さのほうが、いたずらや向きを変えられる被害を受けにくくなります。

一方で高すぎると、人の頭頂部ばかりが写って顔が分かりません。

2.5メートル前後を目安に、映したい範囲との兼ね合いで決めるといいでしょう。

取り付け金具だけで防犯効果は出ますか

金具は固定と向き決めの部品で、それ自体に抑止の働きはありません。

ただし目に付く場所にカメラが安定して設置されている状態は、侵入をためらわせる要素のひとつになります。

カメラ単体で侵入を防げるわけではないので、窓や玄関の対策と組み合わせるのが前提です。

効果の範囲は効果とデメリットを正直に整理で解説しています。

自分で取り付けるのが不安なときはどうすればいいですか

高所作業と外壁への穴あけが伴う場所は、電気工事店や防犯設備の業者に見積もりを依頼してください。

2階の外壁や屋根に近い位置は、脚立での作業そのものが危険です。

作業範囲の切り分けについてはDIYで失敗しない注意点で解説しています。

まとめ

取り付け金具の作業でやり直しを避けるには、下地を探す、仮固定して映像を見る、下穴を開けて留める、この順を崩さないことが要点になります。

面の材質によって道具も変わり、木部は木ネジ、コンクリートは振動ドリルとプラグ、サイディングは胴縁狙いとコーキングという使い分けです。

賃貸なら穴を開けない固定方法に切り替えます。

設置してからも、半年に1回のがたつき点検で落下のリスクを下げられます。

ぜひ本記事の面別の固定方法と道具の一覧を参考に、穴を開ける前の仮固定から始めてください。

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