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会話できる防犯カメラは?双方向通話の仕組みと選び方

会話できる防犯カメラは?双方向通話の仕組みと選び方

商品ページに「音声対応」と書かれていても、こちらから話しかけられるのか、それとも相手の声が録音されるだけなのかは、その4文字では分かりません。

防犯カメラの音声は、マイクで音を拾う音声記録、スピーカーから音を出す音声出力、その2つを組み合わせた双方向通話の3タイプに分かれます。

双方向でも、同時に話せる全二重と交互に話す半二重(トランシーバーのように片方ずつ話す方式)があり、家庭用のWi-Fiカメラは半二重が主流です。

表記だけで選ぶと、来客と会話するつもりだったのに音を聞くことしかできない、という食い違いが起きます。

本記事では、音声対応の3タイプの違い・会話したい場合の選び方・屋外で音を録るときのプライバシーの線引きを解説します。

防犯GET

防犯GET編集部

防犯GETは、家庭でできる防犯対策と防犯グッズの選び方をまとめているメディアです。防犯カメラや見守りカメラ、補助錠や防犯フィルム、センサーライトや防犯ブザーまで、メーカーが公開している仕様を確かめながら、用途ごとの向き不向きを書いています。

※本記事はAIの補助を得て作成し、編集部が校正しています。

「音声対応」と書かれた防犯カメラは3タイプに分かれます

音声記録は、本体のマイクで拾った音を映像と同じファイルに残す機能です。

物音や話し声が残るため、映像だけでは分からない状況の手がかりになります。

音声出力はその逆で、本体のスピーカーから音を出す機能です。

サイレンと録音済みのメッセージしか流せない機種もあり、この場合は自分の声を届けられません。

双方向通話は、この2つを同時に使ってスマホと本体で会話する機能です。

「2ウェイ音声」「トークバック」と呼び名が分かれますが、指している中身はほぼ同じです。

仕様表での書き方できること向いている使い方
内蔵マイク/音声記録周囲の音を映像と一緒に残す物音や声を記録として残したい
内蔵スピーカー/警告音本体から音を出す。サイレンや定型メッセージのみの機種もある敷地に入った人へ警告を出したい
双方向通話/2ウェイ音声スマホと本体で交互に会話する来客や留守番中の家族と話したい

マイクを内蔵していても、録音として残らない機種があります。

スピーカーがあってもサイレン専用で、こちらの声は流せない機種も同じくらいあります。

3タイプのどれに当たるかは、機能名まで読んで判断してください。

会話したいのか音を残したいのかで、音声の仕様は決まります

会話が目的なら半二重かどうかを先に見る

来客と話す、留守番中の家族に声をかける、庭の犬に呼びかける、といった使い方をするなら、双方向通話に対応した機種を選んでください。

家庭用のWi-Fiカメラの多くは半二重で、アプリの通話ボタンを押している間だけ声が送られ、指を離すと相手の音が聞こえます。

トランシーバーと同じ要領です。

同時に話すと声がぶつかるため、電話のような会話にはなりません。

外出先から使う前提の機能なので、スマホ連動できる防犯カメラの設定手順で解説しているアプリ側の設定もあわせて確認しておくと安心です。

音を残すなら保存先が音声を扱えるかを確認する

録音が目的の場合、カメラ側の対応だけでは足りません。

SDカードに保存する機種は本体設定で音声を有効にすれば残りますが、録画機(NVR)に繋ぐタイプは録画機側が音声入力に対応していないと音が記録されません。

クラウド録画では、プランによって音声が付かない設計もあります。

保存先を決めてから、その保存先が音声を扱えるかを見てください。

マイク内蔵なのに録音が残らない|表記がメーカーごとにずれる理由

音声はもともと、監視カメラで必須の機能として扱われてきませんでした。

相互接続の規格であるONVIFでも、音声の送受信は任意の項目です。

映像が同じ規格に沿っていても、音まで通るとは限りません。

表記がばらつく背景には、この土台の緩さがあります。

アナログの同軸ケーブルで繋ぐタイプは、映像だけを1本で送る作りが基本です。

音声を通すには専用の線か、音声入力に対応した録画機が別に要ります。

カメラに「マイク内蔵」と書かれていても、いま使っている録画機が音声に対応していなければ音は残りません。

もう一つの理由が、出荷時の設定です。

プライバシーへの配慮から、音声を初期状態でオフにしている機種があります。

仕様表に音声対応と書かれているのに音が入らないときは、まずアプリの設定画面を開いてください。

音声の仕様が合わないと起きる4つのこと

音声の中身を確かめずに買うと、起きるのは次の4つです。

  • 屋外のマイクが風を拾い、低い「ボー」という音で会話が聞き取れない
  • 半二重の機種で同時に話してしまい、声がぶつかって用件が伝わらない
  • スマホと本体が近い場所にあり、音が回ってハウリングする
  • 録画機やアプリが音声に対応しておらず、映像だけが残る

風の影響は設置場所で大きく変わります。

角地や吹き抜けの通路は、風が抜けやすい場所です。

軒下や壁のくぼみに寄せると、マイクに風が当たる面積が減ります。

設置位置の考え方は防犯カメラの設置場所と高さの目安で解説しています。

通信の遅れも会話のしにくさに関わります。

Wi-Fi経由の双方向通話には1秒から数秒の遅れが出るため、相手の返事を待たずに話すとかみ合いません。

映像が途切れる環境では音声も切れるので、接続を安定させるほうが先です。

つながらないときの切り分けは防犯カメラがつながらない原因と対処法で解説しています。

屋外で会話を録るときのプライバシーの線引き

音声は映像より慎重に考えてください。

個人情報保護委員会は、防犯カメラで撮影した特定の個人を識別できる画像を個人情報として扱う考え方を示しています。

声も、誰の発言か分かる状態で残るなら同じ扱いを前提に運用するのが安全です。

自分が参加していない会話を録り続ける使い方は避けてください。

公道や隣家の窓の方向にマイクが向いたままだと、通行人や近隣の会話が入り続けます。

玄関先で来客と話すための機能なので、集音は玄関やポーチの内側にとどめてください。

集音できる距離を明記していない製品も多く、その場合は音声をオフにして映像だけを残す運用も選べます。

撮影範囲に隣家が入るときの考え方は隣家が写るときの注意点と対処で解説しています。

カメラを設置していることを門柱などに掲示しておくと、音声を含む記録についても理解を得やすくなります。

防犯カメラの音声仕様はパッケージのどこに書いてあるか

仕様表の「音声」または「オーディオ」の欄が最初の確認先です。

内蔵マイク・内蔵スピーカー・双方向通話のどれが書かれているかで、3タイプのどれに当たるかが決まります。

マイクとスピーカーの両方が載っていても、双方向通話の記載がなければ会話に使えない場合があるので、機能一覧まで目を通してください。

アプリで操作する機種は、メーカーのアプリ紹介ページや取扱説明書のPDFに機能の一覧が載っています。

通話ボタンの説明があるかどうかが手がかり。

録画機とセットの商品では、録画機側の仕様表にある音声入力のチャンネル数も確認してください。

4chの録画機でも、音声入力は1chだけという構成があります。

屋外用は、防水等級(IP66など)と同じ欄に音声の記載が並ぶことが多いです。

屋内用として売られている機種を軒下に付けると、雨と結露で数か月のうちに映らなくなることもあるため、音声だけを基準に選ばないでください。

音声を含めた効果の見方は防犯カメラは意味ない?効果とデメリットで解説しています。

よくある質問

防犯カメラで音声を録音するのは違法ですか

自宅の敷地に向けたカメラで、来客とのやり取りのように自分が関わる音を残す使い方であれば、通常は問題になりません。

ただし公道や隣家に向けて他人の会話を録り続ける運用は、プライバシーの侵害として争われる余地があります。

向きを敷地内に絞り、必要がなければ音声をオフにしてください。

双方向通話は屋外でも使えますか

使えます。

ただし屋外は風や車の音を拾いやすく、スピーカーの音も屋内ほど届きません。

玄関のように壁で囲まれた場所のほうが会話は成り立ちやすく、駐車場のような開けた場所では、警告用の音声出力として割り切って使うほうが現実的です。

音声だけをオフにできますか

多くの機種は、アプリの設定で音声の記録と出力を個別に切り替えられます。

項目名は「オーディオ」「マイク」「録音」などメーカーごとに違うので、購入前に取扱説明書で確認しておくと確実です。

録画機とセットの機種では、録画機側の設定にも音声の項目があります。

まとめ

音声対応の防犯カメラを選ぶときは、会話したいのか、音を残したいのか、警告音を出したいのかを先に決めてください。

会話が目的なら双方向通話の記載と半二重の操作感を、記録が目的なら保存先が音声を扱えるかを確認します。

屋外に向けるなら、集音の向きと範囲を敷地の内側にとどめる配慮も欠かせません。

ぜひ本記事の3タイプの比較表と仕様表の確認手順を参考に、自宅の使い方に合う音声仕様を選んでください。

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