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防犯カメラの電源はどれがいい?電池とソーラーの違い

防犯カメラの電源はどれがいい?電池とソーラーの違い

ソーラーパネル付きの防犯カメラの商品ページには「配線工事不要」「電源いらず」と大きく書かれていても、パネル出力が3Wなのか5Wなのかは仕様表の隅にしか載っていないことがあります。

ソーラー式で確認すべき数値は、パネル出力のW(ワット)、内蔵バッテリーの容量のmAh、そして防水等級のIPの3つです。

この3つのどれかが設置場所と噛み合っていないと、冬場だけ録画が止まる、あるいは半年ほどで映らなくなる、といった結果になります。

日照が足りない北面に付けてしまえば、パネルが何Wでも充電は追いつきません。

本記事では、W・mAh・IPの読み方、設置面の日照から機種を絞る手順、メーカーごとに条件が違う「連続動作日数」の見方を解説します。

防犯GET

防犯GET編集部

防犯GETは、家庭でできる防犯対策と防犯グッズの選び方をまとめているメディアです。防犯カメラや見守りカメラ、補助錠や防犯フィルム、センサーライトや防犯ブザーまで、メーカーが公開している仕様を確かめながら、用途ごとの向き不向きを書いています。

※本記事はAIの補助を得て作成し、編集部が校正しています。

ソーラー防犯カメラの仕様表にあるW・mAh・IPが指すもの

最初に出てくるのがソーラーパネルの出力で、単位はWです。

3W、5W、6Wという数字は、晴天の直射日光がパネルに正面から当たったときに取り出せる最大電力を表しています。

実際の発電量は、取り付け角度・季節・パネル表面のほこりや花粉で下がります。

カタログのWは上限値だと考えてください。

バッテリーはmAhとWhの2通りで書かれる

内蔵バッテリーの容量は、5200mAhや10400mAhのようにmAh(ミリアンペアアワー)で書かれることが多いです。

ただ、mAhは電圧を含まない数字なので、電圧の違う機種同士を並べても大小の比較になりません。

Wh(ワットアワー)の表記があればそちらを優先してください。

換算式は「mAh×電圧÷1000」で、3.7Vの10400mAhなら約38Whです。

IPは防塵と防水の2桁、IKは別の規格

IP65やIP66の2桁は、1桁目が防塵の等級、2桁目が防水の等級を示します。

屋外の壁面に付けるなら、雨に対しては2桁目が5以上が目安。

IPX4のようにXが入った表記は、その桁の試験をしていないという意味です。

IKは落下物や衝撃への強さを表す別の規格で、水の侵入とは関係がありません。

屋外用防犯カメラの防水等級の考え方は屋外用防犯カメラの選び方で解説しています。

ソーラー防犯カメラの表記一覧と、それぞれの見方

表記何を表すか見るときの目安
W(パネル出力)晴天・直射日光下での最大発電量設置面の日照時間と合わせて判断する
mAh/Wh(バッテリー容量)蓄えられる電気の量電圧が違う機種はWhに換算して比べる
IP65・IP66など1桁目が防塵、2桁目が防水の等級屋外の壁面は2桁目が5以上
2.4GHz/5GHz接続できるWi-Fiの周波数帯ソーラー式は2.4GHzのみ対応の機種が多い
MP・1080p/2K/4K画素数と、映像の解像度顔を判別したいなら画素数の大きい側
SDカード対応容量本体が認識できる最大GB上限を超える容量は挿しても認識しない
動作温度範囲動作が保証される外気温の幅寒冷地は下限側を必ず確認する

この7項目のうち、後から変えられないのはパネル出力・バッテリー容量・IP・Wi-Fiの周波数帯です。

SDカードと画質設定は買ってからでも調整できますが、日照が足りない場所に3Wのパネルを付けてしまった場合、あとから増設できる機種は限られます。

設置場所の日照からソーラー防犯カメラを絞る手順

先に測るのは、パネルを向ける面に直射日光が当たっている時間です。

晴れた日に朝・昼・夕方の3回、その壁面を見て影になっていないかを確かめてください。

南向きで4時間以上当たっているなら、家庭用として売られている出力のパネルでも充電は回りやすくなります。

次に見るのが冬の影。

太陽高度が下がる12月から1月は、隣家や庭木の影が夏よりずっと長く伸びます。

夏に日が当たっていた壁が冬は終日影、という場所も珍しくありません。

冬に録画を止めたくないなら、夏の状態ではなく冬の状態で判断してください。

日照が足りない北面や庇(ひさし)の下、カーポートの屋根下は、ソーラー式に向きません。

その場合の選択肢は2つです。

USB充電に対応した機種を選んで数か月ごとに充電するか、コンセントから給電する機種に切り替えるか。

工事なしで済ませたい場合の選び分けは工事不要の防犯カメラの選び方で解説しています。

「連続◯日動作」の表記がメーカーごとにずれる理由

ソーラー式やバッテリー式の商品ページには「満充電で最大60日」のような日数が載っていますが、この数字は検知の回数を前提にした計算値です。

1日に何回、1回何秒録画したかで消費電力はまったく変わります。

同じ本体でも、人通りの少ない裏庭と、家族が何度も通る玄関先では持ち時間が数倍違ってきます。

夜間の条件も関わります。

赤外線LEDを点灯させれば消費電力は増え、動体検知のたびにスポットライトが点く機種ならさらに増えます。

加えてリチウムイオンバッテリーは低温で取り出せる容量が落ちるため、冬の日数は表示より短くなると見ておくほうが安全です。

そこで、日数の大小で機種を比べるのはやめてください。

比べるのはバッテリー容量(Wh換算)とパネル出力Wの組み合わせ、そして日数の算出条件が仕様表に書かれているかどうかです。

「1日20回、1回10秒の録画時」のような前提を明記しているメーカーのほうが、自宅の使い方に当てはめて考えられます。

メーカーごとの表記の傾向は防犯カメラのメーカー比較で解説しています。

表記の読み違えで起きること、仕様はどこに載っているか

いちばん多いのが、IP等級の記載がない室内向け機種を軒下に付けてしまうケースです。

直接雨がかからない場所でも、夜間の結露で内部に水分が回り、数か月でレンズが曇ったり通電しなくなったりします。

次に多いのがWi-Fiの周波数帯で、5GHzだけを飛ばしている家庭では2.4GHz専用のカメラは接続できません。

ルーターの設定画面で2.4GHzが有効かを先に確かめてください。

SDカードも取り違えが起きます。

対応容量が128GBまでの機種に256GBのカードを挿しても認識せず、フォーマットもできません。

取り付け面の素材も同じで、モルタルとサイディングと木部では必要なビスやアンカーが違います。

付属品だけで足りるかは説明書の施工手順の項を見てください。

これらの数値が載っているのは、商品ページの「仕様」「スペック」表、化粧箱の側面、そしてメーカーサイトに置かれた取扱説明書のPDFです。

商品ページの本文に画質や画角しか書かれていない場合は、説明書のPDFに動作温度やSDカードの上限がまとめられていることが多いので、購入前にそこまで開いておくと確実です。

画素数と夜間の写り方の関係は防犯カメラの画質と夜間性能で解説しています。

よくある質問

曇りや雨が続いたら録画は止まりますか

バッテリーに残量がある間は動きます。

数日の悪天候は内蔵バッテリーで持ちこたえる設計になっているものが一般的で、晴れた日に充電が戻れば運用は続きます。

ただ、梅雨や冬の長雨のように日照の少ない時期が続くと残量が減っていくため、アプリでバッテリー残量を確認できる機種を選び、下がってきたらUSBで補充電するのが現実的な使い方です。

寒冷地でもソーラー式は使えますか

動作温度範囲の下限を確認してください。

家庭用の機種では下限をマイナス10℃からマイナス20℃前後としているものがありますが、この範囲内でもリチウムイオンバッテリーは低温で取り出せる容量が落ちます。

積雪でパネルが覆われれば発電も止まるので、雪が積もりにくい角度で付けるか、雪の時期だけ電源から給電できる機種を選ぶほうが安心です。

ソーラー式で24時間の常時録画はできますか

家庭用のソーラー式は、動体検知で必要なときだけ録画する使い方が前提です。

常時録画は消費電力が大きく、パネルの発電量では追いつきません。

24時間の映像を残したいなら、コンセントから常時給電する機種や録画機とセットになったタイプを検討してください。

タイプごとの違いは防犯カメラの選び方で解説しています。

まとめ

ソーラー式防犯カメラの表記で先に決まるのは、パネル出力のWと、バッテリー容量のmAhまたはWh、そして防水等級のIPです。

この3つは後から変えられません。

「最大60日」のような日数は検知回数を前提にした計算値なので、日数どうしを並べるのではなく、算出条件が書かれているかを見てください。

設置面に冬でも直射日光が届くかどうかで、そもそもソーラー式が使えるかが分かれます。

ぜひ本記事の表記一覧と日照の確認手順を参考に、自宅の壁面で測ってから機種を絞ってください。

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