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ドーム型防犯カメラの種類と違い|標準・耐衝撃・PTZを比較

ドーム型防犯カメラの種類と違い|標準・耐衝撃・PTZを比較

店舗や駅の天井にある半球型のカメラ、あれがドーム型です。

カバーで覆われているのでレンズがどちらを向いているか外からは判断しにくく、同じ画素数のバレット型(筒型)に比べると写る範囲を読まれにくい形になります。

家庭用で最初に差が出るのは、その形ゆえの取り付け面です。

ドーム型は天井や軒天に真下向きで付ける前提の製品が多く、壁にそのままねじ止めすると画面の下半分が自分の家の壁で埋まってしまいます。

焦点距離2.8mmで水平画角100度前後といった仕様も、正しい面に付いて初めて意味を持ちます。

本記事では、バレット型との構造の違い・ドーム型の3タイプと向いている人・夜間の白飛びという失敗例・買う前に確認する4点を解説します。

防犯GET

防犯GET編集部

防犯GETは、家庭でできる防犯対策と防犯グッズの選び方をまとめているメディアです。防犯カメラや見守りカメラ、補助錠や防犯フィルム、センサーライトや防犯ブザーまで、メーカーが公開している仕様を確かめながら、用途ごとの向き不向きを書いています。

※本記事はAIの補助を得て作成し、編集部が校正しています。

ドーム型防犯カメラは取り付け面の向きで使えるかが決まる

ドーム型は天井や軒天(のきてん、屋根の張り出し部分の裏側にある水平な面)に、真下を向けて付ける形が基本になります。

玄関ポーチの軒天のように頭上へ水平な面がある場所なら、金具を足さずに本体だけで設置できます。

壁に直接ねじ止めすると、レンズの向きが壁と平行に近くなり、写したい通路ではなく足元と外壁ばかりが画面を占めてしまいます。

壁面に付けるなら、L字型のブラケット(取り付け金具)でカメラを壁から前に持ち出してください。

メーカー純正の金具が用意されている機種なら、防水のパッキンやケーブルの通し穴もそろっているので後々の雨仕舞いが楽になります。

軒天がない家では箱型のほうが手数が少ない

ベランダの手すり、カーポートの柱、雨樋の脇といった細い部材に付けたい場合、ドーム型は取り付け面の広さが足りず苦戦します。

こうした場所ではアーム付きのバレット型のほうが素直に収まるでしょう。

設置面の材質と防水の目安は屋外用防犯カメラの選び方で解説しています。

バレット型との違いは、向きの読まれにくさと調整の手間

向きが読まれにくい代わりに、遠くからは気づかれにくい

バレット型は筒が突き出ているため、どこを撮っているかが一目で伝わります。

ドーム型はカバー越しなので、真下を向いているのか斜め前を狙っているのかが外からは分かりません。

侵入を試みる側から見れば、死角の当たりを付けにくい形だと言えます。

ただしカバーが小さく黒い機種は、離れた位置から見ると照明器具や換気口と区別がつかないこともあり、存在に気づかれなければ抑止としては働きません。

角度調整はドーム型のほうが手間がかかる

ドーム型はカバーを外して内部の球体を回し、カバーを戻してから映像を確認します。

数度ずれていれば、また脚立に登ってカバーを開ける作業のやり直しです。

バレット型ならアームのねじを緩めて動かすだけなので、微調整の往復は短く済みます。

設置後に画角を追い込みたい人ほど、この差を先に知っておいたほうがいいでしょう。

ドーム型防犯カメラの3タイプ|標準・耐衝撃・PTZ

標準ドーム型(屋内・軒下向け)

もっとも数が多いタイプで、カバーは樹脂製、レンズは固定焦点が中心です。

屋内専用モデルは防水等級の表記がないか、あってもIPX2程度にとどまるため、雨のかかる面には使えません。

屋外の軒下に付けるならIP66以上の表記があるものを選んでください。

室内での置き場所と画角の決め方は室内向け防犯カメラの選び方で解説しています。

バンダルプルーフドーム型(耐衝撃)

金属の筐体と厚いカバーで衝撃に耐える作りで、IK08やIK10といった耐衝撃等級が明記されます。

手が届く高さ、たとえば駐車場の壁やアパートの共用廊下に付ける場合の候補になります。

そのぶん本体は重く、石膏ボードの天井には直接留められません。

下地の位置を確かめて、なければ板を当ててから固定します。

PTZドーム型(首振り・ズーム)

遠隔で左右上下に動かし、ズームもできるタイプです。

広い敷地を1台でカバーしたい場合には向きますが、カメラを別方向に向けている間、元の場所は写りません。

家庭で門扉と勝手口の両方を確実に残したいなら、固定式を2台置くほうが記録は安定します。

タイプ別に向いている人と、向かない場面

タイプ構造の特徴向いている人向かない場面
標準ドーム型樹脂カバー・固定焦点。軽く安価玄関ポーチの軒天や室内に1台置きたい人手の届く低い位置。雨が直接かかる面
バンダルプルーフドーム型金属筐体・IK08〜IK10の耐衝撃等級駐車場や共用部など人が近づける場所に付ける人下地のない石膏ボード天井。軽さ優先の人
PTZドーム型首振りとズームに対応。消費電力が大きい敷地が広く、見回すように監視したい人特定の1か所を常時記録したい人。電池式で運用したい人

向かない人もはっきりしています。

壁面にしか設置面が取れない家、脚立を出すのが難しい高所、そして「威嚇していることを見せたい」場合は、ドーム型より存在感のあるバレット型のほうが目的に合います。

ドーム型で失敗しやすいのは夜間の白飛びと設置高さ

ドーム型に特有のつまずきが、赤外線の反射による白かぶりです。

本体の赤外線LEDはカバーの内側から光るため、レンズとLEDの間にある遮光リングやスポンジがずれていると、光がカバー内面で反射して画面全体が白くにじみます。

カバーを開けて角度を調整したあとに起きやすいので、戻すときはリングがレンズの縁に密着しているか確認してください。

カバーの汚れも同じ現象を招きます。

屋外では砂ぼこりやクモの巣が付き、昼は問題なく写っていても夜だけ真っ白になることがあります。

設置高さは2.5〜3mあたりが扱いやすい範囲です。

4mを超える高所から真下向きに付けると、人物は頭頂部と肩しか写らず、顔の判別が難しくなります。

反対に2m前後まで下げるとカバーに手が届いてしまうため、その高さで使うなら耐衝撃等級のあるタイプを選んでおくと安心でしょう。

ドーム型防犯カメラを買う前に確認する4点

取り付け面のすぐそばにコンセントがあるかを、まず見てください。

屋外コンセントが軒天から離れている場合、露出配線かモール(配線カバー)が必要になります。

ソーラーや電池で済ませたい場合は、真下向きのドーム型だと本体一体型のパネルに日が当たりにくく、パネル別体の機種が候補になります。

電源方式ごとの違いは防犯カメラの電源はどれがいい?で解説しています。

Wi-Fi接続の機種なら、設置場所に2.4GHz帯が届いているかも確認が要ります。

家庭用ルーターの多くは5GHzと2.4GHzを両方飛ばしますが、カメラ側は2.4GHzのみ対応というものが少なくありません。

スマートフォンを設置予定の場所へ持って行き、2.4GHz側のSSIDに接続して電波が立つか試すのが確実です。

取り付け面がビス打ちできるかどうかも先に調べます。

軒天が薄いケイカル板だと、木下地のない位置ではビスが効きません。

モルタルやコンクリートならアンカーが要ります。

最後にSDカードの対応上限です。

128GBまでの機種に256GBを挿しても認識されず、上限は機種ごとに決まっているので仕様表で確かめてから購入してください。

天井裏の配線を含めて業者に頼む場合の費用感は防犯カメラの設置費用の目安で解説しています。

設置後に続く手間はカバーの清掃と録画データの管理

ドーム型は上向きの面積が広く、埃と雨だれの跡が残りやすい形です。

年に2回ほど、柔らかい布でカバーを拭くと夜間の映りが保てます。

研磨剤入りのクリーナーは細かい傷を作り、その傷が赤外線を散らして白かぶりの原因になるため使わないでください。

録画のほうは、SDカードなら古い映像から上書きされる設定が一般的です。

ただし本体ごと持ち去られれば記録も一緒に消えるので、玄関のように手が届く場所ではクラウド保存を併用する選択もあります。

クラウドは月額がかかる代わりに、カメラが壊されても映像は手元に残ります。

よくある質問

ドーム型は屋外でも使えますか

IP66以上の防水等級と、氷点下を含む動作温度範囲が明記されていれば屋外で使えます。

屋内専用モデルを軒下に付けると、雨がかからなくても結露と湿気でレンズが曇り、数か月で映らなくなることがあります。

仕様表の防水表記を必ず確かめてください。

ドーム型とバレット型では、どちらが抑止になりますか

どちらが上とは言い切れません。

バレット型は形で威嚇し、ドーム型は写る範囲を読ませないことで働きます。

ただしどちらも侵入を防げるわけではなく、記録が残る状態を作って途中であきらめさせるところまでが役割です。

窓や玄関の錠と組み合わせて考えてください。

天井に穴を開けずに設置できますか

室内なら、棚の上に置ける台座付きの機種やマグネット固定に対応した機種が使えます。

屋外のドーム型は防水と落下防止の両方が必要なので、ビス固定が前提です。

賃貸で穴を開けられない場合は、管理会社に共用部への設置可否を先に問い合わせてください。

SDカードだけで足りますか

記録の目的が「何かあったときに見返す」ことなら、SDカードでもある程度は足ります。

ただしカメラごと持ち去られると映像も失われるため、手の届く高さに付けるならクラウド保存か、屋内の録画機に飛ばす構成を検討してください。

用途別の組み合わせ方は用途別の防犯カメラ比較で解説しています。

まとめ

ドーム型を選べるかどうかは、頭上に水平な取り付け面があるかでほぼ決まります。

面が取れるなら、手の届く高さかどうかで標準タイプと耐衝撃タイプを分け、広い敷地を見回したい場合だけPTZが候補に入ります。

夜間の白かぶりはカバーの遮光リングと汚れが原因になりやすいので、設置後の確認も忘れないでください。

タイプ選びの前提となる画角や録画方式の考え方は防犯カメラの選び方の基準で解説しています。

ぜひ本記事の比較表と買う前の確認4点を参考に、自宅の設置面に合うドーム型を選んでください。

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