ダミー防犯カメラの種類と違い|ドーム型とバレット型

売り場に並ぶドーム型のダミーカメラは、写真だけ見ると本物と区別が付きません。
半球状のカバーでレンズが隠れる作りなので、どこを向いているのかが外から分からない点も、本物のドーム型と同じです。
ただ、同じドーム型でも屋外の壁に付けられるものと室内専用のもの、赤いLEDが点滅するものと光らないもの、ケーブルが出ているものと完全に無配線のものが混在しています。
ここを外すと、近くで見た瞬間に作り物だと分かってしまいます。
本記事では、ドーム型ダミーカメラで差が出る点・タイプ別の向き不向き・見破られる原因・買う前に確認する項目を解説します。

防犯GET編集部
防犯GETは、家庭でできる防犯対策と防犯グッズの選び方をまとめているメディアです。防犯カメラや見守りカメラ、補助錠や防犯フィルム、センサーライトや防犯ブザーまで、メーカーが公開している仕様を確かめながら、用途ごとの向き不向きを書いています。
※本記事はAIの補助を得て作成し、編集部が校正しています。
ドーム型ダミーカメラで差が出るのは、設置場所への耐性とLEDの電源
ダミーには録画も通信もありません。
画質や画角、録画の残し方といった本物の比較軸は、そのまま消えます。
残るのは外観の作りと、設置場所に耐えられるかどうかです。
最初に決まるのは設置場所です。
屋外に付けるつもりで室内用を買うと、雨が内部に入ってLEDが止まったり、紫外線でカバーが白く濁ったりします。
半球カバーが曇ったダミーカメラは、遠目にも古びた作り物に見えます。
屋外に付けるなら、防水や屋外対応の表記があるものを選んでください。
次に見るのがLEDを何で光らせるかです。
ダミーは光らせるだけなので、本物のように録画が止まるリスクはありません。
それでも電池式は電池が切れれば点滅が止まりますし、ソーラー式は設置面に日が当たらないと同じことが起きます。
点滅が止まると、電池が切れた本物か、そもそも作り物のどちらかに見えてしまいます。
ダミーカメラ全体の比較軸は防犯ダミーカメラの選び方で解説しています。
ここではドーム型に絞って続けます。
ドーム型ダミーカメラのタイプ|電池式・ソーラー式・配線ありの違い
電池式(乾電池でLEDを点滅させる)
もっとも数が多いタイプです。
単三やボタン電池を本体に入れ、一定間隔で赤いLEDを点滅させます。
配線が要らないので、天井や庇の下にビス2本で付けるだけで済みます。
電池が切れれば点滅は止まりますが、外観そのものは変わりません。
ソーラー式(本体上部のパネルで発電する)
電池交換をしたくない場所に向きます。
高い位置に付けるなら、脚立を出す回数が減る分だけ楽になります。
ただし発電量は設置面の日当たりに左右されるので、北向きの壁や深い庇の下では点滅が不安定になります。
ソーラー式を選ぶなら、その面に日が当たるかを先に確認してください。
配線ありタイプ(ケーブルが出ている、または電源から取る)
本体からケーブルが伸びている作りです。
実際に電源へつなぐものと、つながっていないダミーケーブルだけのものがあります。
屋外の壁で配線が一本もないカメラは不自然に見えるため、外観のリアルさではこのタイプが有利です。
反面、ケーブルを壁沿いに這わせる手間と、配線用の固定具が増えます。
LEDが光らないタイプ
点滅ランプが付いていない製品もあります。
業務用のドーム型カメラは赤いLEDを常時点滅させないものが多いので、店舗のような環境ではむしろ自然に見える場合があります。
電池も要らないので、手間はいちばん少なくて済みます。
タイプ別に向いている人と、向かない人
| タイプ | 作りと手間 | 向いている人 | 向かない人 |
|---|---|---|---|
| 電池式 | ビス留めだけで設置。電池交換が定期的に発生 | 玄関ポーチや駐輪場など、手の届く高さに付けたい人 | 脚立が必要な高所に付ける人 |
| ソーラー式 | 電池交換が不要。日照が足りないと点滅が止まる | 2階の外壁や高い軒下に付けたい人 | 北向きの壁、深い庇の下、屋内に付ける人 |
| 配線あり | 外観はいちばん本物に近い。配線の固定作業が増える | 屋外の壁面で近くから見られる位置に付ける人 | 賃貸で壁に手を加えたくない人 |
| LEDなし | 電源も電池も不要。点滅による主張はない | 店舗や事務所の天井に複数付けたい人 | 夜間に「見られている」と分かる形にしたい人 |
迷ったときは、設置する高さで決めてください。
手が届く高さなら電池式で足りますし、脚立が必要な位置ならソーラー式かLEDなしのほうが後が楽になります。
防犯グッズのタイプ別の違いで解説しているように、玄関周りは複数のグッズを組み合わせる前提で考えると選びやすくなります。
ドーム型ダミーカメラが見破られる原因は、配線の処理とLEDの点滅
ダミーの効果は環境で変わります。
作り物だと分かってしまう条件には、いくつか共通点があります。
ひとつは配線です。
屋外の壁に付いているのに、ケーブルが一本も見えないカメラは不自然です。
無配線タイプを屋外で使うなら、ダミーケーブルを壁沿いに1本這わせるだけでも見え方が変わります。
ふたつめはLEDの点滅です。
まったく同じ間隔で赤く光り続ける状態は、家庭用のダミーで多く見られる作りです。
点滅そのものが悪いわけではありませんが、店舗の天井に付ける場合は光らないタイプのほうが自然に見えます。
みっつめは本体の作りと角度です。
半球カバーの中が単なる平面のシールになっているもの、カバーが薄くて持つと軽いものは、近くから覗かれると分かります。
低い位置に付ければ、その距離まで近づかれてしまいます。
手の届かない高さに、下向きの角度で取り付けてください。
カバーが汚れて曇ったまま放置されているのも、見破られる条件になります。
ダミーだけで足りない場面と、本物との併用
ダミーカメラができるのは、そこに監視の目があると見せて、近づきにくい状態を作るところまでです。
映像は残りません。
すでに被害が起きている場合、車や自転車の傷を誰が付けたのか知りたい場合、荷物の持ち去りを記録したい場合は、最初から録画できる機種を選んでください。
実際には、本物を1台だけ主要な出入り口に付けて、ダミーを死角に足す使い方をしている家も多いようです。
この形なら、記録が必要な場所だけ費用をかけられます。
ただし、ダミーを増やすほど効果が積み上がるわけではありません。
手入れの行き届いていないダミーが並ぶと、家全体が放置されているように見えます。
録画できる機種を検討する段階なら、工事不要タイプの防犯カメラとスマホ連携で解説している電池式やSIM内蔵の選択肢も比べてみてください。
賃貸で壁に穴を開けられない条件でも、置ける機種があります。
ドーム型ダミーカメラを買う前に確認する4点
取り付け面にビスが打てるか
ドーム型は天井や軒下に平らな面で固定する形が基本で、付属するのはビスと台座だけという製品が多くあります。
タイル面やコンクリート、賃貸の外壁でビスを打てない場合は、強力な両面テープやマグネット式の台座を別に用意することになります。
屋外で両面テープを使うなら、夏場の高温で粘着が落ちる前提で点検してください。
屋外対応の表記があるか
室内用のドーム型ダミーを軒下に付けると、結露と紫外線で数か月で見た目が変わります。
屋外に付けるなら、防水や屋外可の記載を必ず確認してください。
防水表記の読み方は屋外用防犯カメラの設置場所と防水性能の目安で解説しています。
電池の種類と本数、ソーラーなら日照
確認するのは電池の種類と本数の2点です。
ボタン電池指定の製品は、交換のたびに同じ型番を買い足すことになります。
ソーラー式なら、取り付ける面が午前から午後のどこかで日を受けるかを見てください。
本物に切り替える可能性があるか
あとで録画できる機種に替える見込みがあるなら、その位置にコンセントがあるかを先に見ておくと選択肢が広がります。
Wi-Fi接続の機種は2.4GHz帯のみ対応のものが多いので、自宅のルーターが5GHzしか飛ばしていない設定なら繋がりません。
SDカードに録画するタイプは、対応する容量の上限が機種ごとに決まっているので、仕様表で上限を確認してからカードを買ってください。
よくある質問
ドーム型とバレット型、ダミーならどちらが向いていますか
設置場所で決まります。
天井や軒下に平らな面があるならドーム型、壁に横から付けるならアームで角度を出せるバレット型が付けやすいです。
ドーム型はレンズの向きが外から分かりにくいので、店舗や共用部のように広い範囲を見せたい場所に向きます。
点滅ランプは付いているほうがいいですか
場所によります。
住宅の玄関周りなら、夜に点滅しているほうが遠目にカメラだと伝わります。
店舗や事務所の天井なら、業務用は常時点滅しないものが多いため、光らないタイプのほうが自然です。
賃貸でも取り付けられますか
外壁や共用廊下に穴を開ける工事は、原則として管理会社の許可が必要です。
玄関内側や自室の窓際なら、両面テープで固定できる軽量タイプを選ぶ手があります。
室内側の備えの順番は一人暮らしで最初に備える防犯の順番で解説しています。
ダミーカメラだけで空き巣は防げますか
防げません。
ダミーができるのは、監視されていると見せて近づきにくくするところまでです。
窓の補助錠や玄関の鍵の見直し、センサーライトと組み合わせることが前提になります。
まとめ
ドーム型ダミーカメラは、屋外に耐える作りかどうかと、LEDを何で光らせるかで選び分けます。
手の届く高さなら電池式、脚立が必要な高所ならソーラー式かLEDなし、屋外の壁で近くから見られる位置なら配線ありが向きます。
そのうえで、無配線のまま屋外に付けない、手の届く低い位置に付けない、カバーを汚れたまま放置しない、この3点を避けてください。
映像を残す必要が出た時点で、録画できる機種に切り替える判断も含めて考えておくと無駄がありません。
ぜひ本記事のタイプ別比較表と買う前に確認する4点を参考に、設置場所から絞り込んでみてください。





