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工事不要の防犯カメラスマホは使える?配線なしの選び方

工事不要の防犯カメラスマホは使える?配線なしの選び方

実家に防犯カメラを付けたいけれど、その家にはインターネット回線が引かれていない。

売り場で「工事不要」「Wi-Fi不要」と書かれた箱を見ても、それが回線なしで外出先からスマホで見られるという意味なのかは、表面には書かれていません。

回線がない場所でスマホから映像を見る方法は3タイプに分かれます。

SIMを入れて携帯回線で通信するタイプ、モバイルルーターを置いてカメラをつなぐタイプ、カメラ自身が出すWi-Fiにスマホを直接つなぐタイプです。

最後のタイプは家の中でしか映像を確認できず、外出先からは繋がりません。

本記事では、ネット環境なしで使える3タイプの違いと、SIM内蔵カメラで確認する対応バンドやSIMサイズの表記の読み方を解説します。

防犯GET

防犯GET編集部

防犯GETは、家庭でできる防犯対策と防犯グッズの選び方をまとめているメディアです。防犯カメラや見守りカメラ、補助錠や防犯フィルム、センサーライトや防犯ブザーまで、メーカーが公開している仕様を確かめながら、用途ごとの向き不向きを書いています。

※本記事はAIの補助を得て作成し、編集部が校正しています。

ネット環境なしで防犯カメラをスマホで見るとき、何が必要なのか

カメラが撮った映像がスマホの画面に出るまでには、どこかに通信の経路が要ります。

固定のインターネット回線がない家でその経路を作る手段は、SIMを入れて携帯回線を使うか、モバイルルーターを置いて無線の電波を飛ばすか、カメラ自身が出すWi-Fiにスマホを直接つなぐかの3つで、「ネット環境なし対応」と書かれた製品はこのどれかを前提にしています。

固定回線が不要でも、通信が不要とは限らない

「工事不要」という表記は、壁に穴を開けたりLANケーブルを引いたりする作業が要らないことを指していて、通信費がかからないという意味ではありません。

SIM内蔵型は携帯回線のデータ通信契約が別に必要で、通信料は毎月発生します。

反対にカメラ直結型は月々の支払いがない代わり、カメラの電波が届く十数メートルの範囲でしか映像を見られません。

録画を残すだけなら通信は使わない

何かあったときに見返すだけが目的なら、microSDカードに録るタイプで足ります。

ただしカードに録った映像をスマホで見るには、その場でカメラのWi-Fiに接続するか、カードを抜いてパソコンで読み込むことになるので、留守中に通知を受けたい人には向きません。

ネット環境なしで使える防犯カメラの3タイプを比較する

同じ「回線なしOK」でも、スマホで見られる範囲と毎月の負担が変わります。

タイプスマホで見られる範囲別に必要なもの向いている場所
SIM内蔵(LTE/4G対応)外出先からも見られるデータ通信用SIMと契約、設置場所の携帯電波回線のない実家、離れた駐車場や倉庫
モバイルルーター+Wi-Fiカメラ外出先からも見られるルーター本体と通信契約、ルーターの電源同じ敷地に複数台を置きたい家
カメラ直結(APモード)カメラの電波が届く範囲だけカメラとスマホのみ在宅中の確認と、あとからの録画確認

SIM内蔵型はカメラ1台ごとに通信契約がぶら下がるため、2台目からは費用が積み上がります。

逆にモバイルルーター方式は契約が1つで済みますが、ルーターの電源が落ちればカメラ全台がまとめてオフラインになるので、コンセントの位置と停電時の扱いを先に決めておいてください。

自宅の3条件からネット環境なしの防犯カメラを絞る

迷ったときは、次の順で自分の条件を当てはめると候補が1タイプに決まります。

外出先から見たいかどうか

留守中に通知を受けて映像を開きたいなら、SIM内蔵型かモバイルルーター方式のどちらかです。

在宅中の確認と後追いの録画確認で足りるなら、直結型でよく、月々の通信費もかかりません。

遠隔で見る予定がなく抑止だけを狙うなら、カメラ本体より見せ方を先に考える手もあり、防犯カメラステッカーの効果とデメリットで解説しています。

設置予定の場所に携帯の電波が入るか

SIM内蔵型は携帯回線を使うので、圏外の場所では成り立ちません。

判定は簡単で、取り付けたい壁の前にスマホを持って立ち、電波表示が何本立つかを見てください。

1本しか立たない場所では、通知が遅れたり映像が途切れたりします。

電気が来ているか

コンセントが近くにあれば常時録画が選べますが、電源がない場所では電池式かソーラー式になり、動体検知で必要なときだけ録る使い方が前提です。

ソーラー式を選ぶなら、パネルを向ける面に日が当たるかどうかを設置前に確かめてください。

SIM内蔵の防犯カメラで読む表記|対応バンド・SIMサイズ・データ量

「4G LTE対応」とだけ書かれていても、手持ちのSIMが使えるかは分かりません。

確認するのは3点です。

ひとつ目は対応バンドで、Band 1・3・8・18・19といった数字で書かれています。

国内の携帯各社は使っている周波数帯が違うため、契約したい回線のバンドがカメラの対応表に載っていなければ、電波が入る場所でも繋がりません。

海外向けの製品では国内のバンドが抜けている場合があるので、仕様表の記載が見つからないなら販売店に確認してください。

ふたつ目はSIMのサイズです。

標準SIM・microSIM・nanoSIMの3種類があり、カードの寸法が違うのでスロットに合わないものは挿せません。

多くはnanoSIMですが、変換アダプターを使うと接触不良を起こすことがあるため、最初から合うサイズで契約するほうが確実でしょう。

3つ目は月に流れるデータ量です。

ライブ映像を長く見るほど通信量は増え、必要な容量は画質設定と視聴時間で大きく変わります。

動体検知の通知と短いクリップだけに絞れば消費は抑えられるので、メーカーが公表している目安を見てからプランを決めてください。

APN設定が手動入力になる機種もあり、設定画面の項目名は取扱説明書に載っています。

「工事不要」「Wi-Fi不要」「クラウド不要」は何を指しているのか

この3つの表記は近い場所に並んでいますが、指しているものは別です。

「工事不要」は配線や穴あけの作業が要らないこと、「Wi-Fi不要」は家のWi-Fiに繋がなくても使えること、「クラウド不要」は月額のクラウド保存を契約せずSDカードに録れることを表しています。

ずれが起きるのは「Wi-Fi不要」です。

SIMで携帯回線に繋ぐ製品も、カメラ直結で近くからだけ見る製品も、どちらも家のWi-Fiを使わないという意味では同じ表記になります。

外出先から見られるかどうかがここで分かれるため、商品ページで「遠隔監視」「外出先から」「リモート」という言葉が使われているかを合わせて見てください。

「クラウド不要」も、クラウドが使えないという意味ではありません。

SDカードで運用できるという記載であって、別途契約すればクラウド保存に切り替えられる機種もあります。

SDカードは本体ごと持ち去られると映像が残らないので、大切な記録はクラウドと併用している家もあります。

表記を読み違えたときに起きること、確認できる場所

実際に起きやすい3つの読み違え

モバイルルーターを置いたのにカメラが繋がらない場合、ルーター側が5GHzだけを飛ばしていることがあります。

家庭用カメラは2.4GHzのみ対応の機種が多いので、ルーターの設定で2.4GHzを有効にしてください。

SDカードが認識されないときは、容量の上限と規格を疑います。

SDHCは最大32GB、SDXCは64GB以上という規格の区分があり、SDHCまでの対応機に128GBを挿しても読めません。

カードの表面にあるSDHC・SDXCの表記と、仕様表の対応容量を突き合わせてください。

屋内用を軒下に付けるのも避けたい選び方です。

防水表記のないカメラは雨と結露で内部が傷み、数か月で映らなくなることがあります。

屋外に付けるならIP65やIP66といったIPコードの記載を確認し、耐衝撃を示すIK表記と混同しないようにしてください。

等級ごとの目安は屋外用防犯カメラの設置場所と防水性能の見方で解説しています。

パッケージと商品ページのどこに書いてあるか

対応バンドとSIMサイズは、箱の側面か背面の仕様一覧、通販なら商品ページ下部のスペック表に載っています。

2.4GHzか5GHzかは「無線規格」「対応周波数」の行、SDカードの上限は「対応メモリー」「最大容量」の行です。

ページ上部の見出しやバナー画像には売り文句しか書かれていないことが多いので、スペック表まで下がって読んでください。

記載が見つからないときは型番で検索し、メーカーの製品ページで確認するのが確実です。

よくある質問

ネット環境なしでも、外出先からスマホで映像を見られますか

SIM内蔵型か、モバイルルーターに繋いだWi-Fiカメラなら見られます。

カメラ直結のAPモード型は、スマホがカメラの電波の届く範囲にいるときだけ映るため、外出先からは繋がりません。

同じ「Wi-Fi不要」の表記でも、この点が分かれます。

スマホのテザリングで代用できますか

設置直後の動作確認や短時間の視聴なら使えます。

ただしテザリング元のスマホを持って外出すればカメラは通信を失い、常時つないだままにするとスマホの電池も消耗します。

留守中の見守りに使うなら、据え置きのモバイルルーターかSIM内蔵型を選んでください。

電気も回線もない駐車場や倉庫には何を選べばいいですか

ソーラーパネル付きか電池式で、SIMを入れて使えるタイプが候補になります。

設置前にその場所で携帯の電波が入ること、パネルを向ける面に日が当たることの2点を確かめてください。

どちらかが欠けると、動いていない期間が生まれます。

まとめ

ネット環境なしでスマホから映像を見るなら、まず外出先から見たいのかどうかを決め、次に設置場所の携帯電波と電源を確認する順序で候補が絞れます。

SIM内蔵型を選ぶ場合は、対応バンドとSIMサイズ、月のデータ量の3点を仕様表で確かめてください。

カメラは侵入までの時間を延ばし見つかりやすくする手段のひとつなので、窓や玄関の対策と組み合わせる前提で考えると効果的です。

ほかの手段との組み合わせ方は防犯グッズのタイプ別の違いと基準、スマホ側でできることは無料の防犯アプリの機能比較で解説しています。

ぜひ本記事の3タイプ比較表と3条件の絞り込みを参考に、自宅の条件に合う1台を選んでください。

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