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防犯ダミーカメラの選び方|タイプ別の違いと失敗しない基準

防犯ダミーカメラの選び方|タイプ別の違いと失敗しない基準

玄関の軒下に付けたダミーカメラの赤いランプが、数秒おきに同じ間隔で点滅しています。

壁を見ても、配線は一本も伸びていません。

防犯ダミーカメラが近くから見破られる原因は、だいたいこの2つです。

ダミーカメラは録画も通信もしない、外観だけを本物に似せた機器で、選ぶときに関わるのはLEDの光らせ方と外装の防水性、それに固定方法くらいです。

それでも室内向けの製品を吹きさらしの壁に付けると、雨と紫外線で数か月のうちに退色したり、内部に水が入ったりします。

本記事では、本物のカメラとの違い・タイプ別の使い分け・設置前に自宅で確認する点を解説します。

防犯GET

防犯GET編集部

防犯GETは、家庭でできる防犯対策と防犯グッズの選び方をまとめているメディアです。防犯カメラや見守りカメラ、補助錠や防犯フィルム、センサーライトや防犯ブザーまで、メーカーが公開している仕様を確かめながら、用途ごとの向き不向きを書いています。

※本記事はAIの補助を得て作成し、編集部が校正しています。

防犯ダミーカメラとは、録画も通信もしない「外観だけ」の機器

防犯ダミーカメラは、カメラの形をした外装の中に、LEDと電池ホルダーが入っているだけの製品です。

レンズに見える部分は樹脂やガラスの板で、その奥にセンサーも基板もありません。

映像は残らず、スマホから映像を見ることもできません。

できるのは、外から見て「カメラが付いている」と分からせるところまでです。

本物の防犯カメラとの違い

本物のカメラは、電源の取り方・通信手段・録画の保存先の3つを決めないと運用が始まりません。

屋外なら防水等級と動作温度も確認が必要で、Wi-Fi機種は2.4GHzしか対応していないものも多く、家の電波環境から先に調べることになります。

ダミーはLEDを光らせる電源だけで済むので、その分だけ設置のハードルが低くなります。

裏を返せば、事件やトラブルが起きたときに手元には何も残りません。

防犯ステッカーとの違い

「防犯カメラ作動中」のステッカーは、貼る面があればどこにでも使えて、劣化しても貼り替えるだけです。

立体物のダミーカメラは離れた場所からでも目に入りやすい一方、作りが粗いと近くから見たときに分かります。

両方を併用している家も多いようです。

家庭で使う防犯用品の全体像は防犯グッズのタイプ別の違いと選ぶ基準で解説しています。

防犯ダミーカメラで差が出るのは、電源・LEDの光り方・外装の3点

仕様表を見比べても、ダミーカメラで書き分けられている項目はそれほど多くありません。

実際の使い勝手を左右するのは、電源の取り方とLEDの光らせ方、それに外装の作りです。

電源の取り方

乾電池でLEDを点滅させるタイプ、上面の小型ソーラーパネルで発電するタイプ、ACアダプターから給電するタイプに分かれます。

本物と違って録画が止まる心配はないので、ここで比べるのは交換や配線の手間だけです。

屋外の高い場所に付けるなら、電池を替えるたびに脚立を出すことになります。

LEDの光り方

赤いLEDが一定間隔で点滅し続ける製品が多く、この規則的な点滅そのものがダミーだと気づかれる手がかりになります。

もともと光らないタイプもあり、こちらは電池の管理が不要です。

点滅が途中で止まると、電池が切れた本物か、作り物のどちらかに見えてしまいます。

外装とレンズ周りの造形

屋外用は防水表記のある樹脂やアルミの筐体で、室内用は軽い樹脂製が中心です。

レンズ部分が平面のシールで済んでいる製品や、ケーブルの取り出し口が塞がっている製品は、近距離で見たときに違いが出ます。

ダミー用の配線だけを外に出せる製品もあります。

「見られているかもしれない」をねらった作りと、その代償

ダミーカメラがねらっているのは、家の前に立った人に監視されている可能性を意識させ、下見の段階で候補から外させることです。

効果は住宅の構造や人通り、周囲の明るさで大きく変わるため、これを付ければ狙われなくなるという性質のものではありません。

代償は2つあります。

映像がまったく残らないので、実際に何かが起きたときに確認する材料がありません。

もう一方は、見破られたときに「この家はカメラを付けているように見せているだけ」という情報を渡してしまう点です。

配線がない、点滅が単調、向けている方向が不自然といった特徴が重なると、その可能性が上がります。

そのため、ダミー単体で完結させず、窓の補助錠やフィルム、玄関の錠、センサーライトといった実際に時間を稼ぐ対策と組み合わせるのが前提になります。

玄関先に置く道具として防犯カラーボールを検討する人もいますが、色が本当に落ちるのかや家庭で使う場面については防犯カラーボールの使い方と選び方で解説しています。

タイプ別に見る防犯ダミーカメラ|乾電池式・ソーラー式・コンセント式

形状はボックス型とドーム型に大きく分かれますが、選ぶときに先に決めたいのは光らせ方です。おすすめの商品はドーム型防犯カメラの種類と違いで解説しています。

以下は電源方式ごとの違いです。

タイプ光らせ方向いている場所手間こんな人向き
乾電池式乾電池でLEDを点滅室内、軒下、手の届く高さの外壁電池交換が定期的に発生コンセントも配線も出せない場所に付けたい人
ソーラー式上面のパネルで発電して点滅日が当たる屋外の壁面設置面の日当たり不足で点滅が止まることがある高所に付けて電池交換を避けたい人
コンセント式ACアダプターから給電室内、屋外は防水コンセントが必要配線の処理と隠し方に手間がかかる配線ごと本物らしく見せたい人
光らないタイプ通電しない室内外どちらも電池もパネルも不要管理の手間を一切かけたくない人

夜間の見え方だけは方式で差が出ます。

光らないタイプは暗くなると存在が分からなくなるので、外灯や玄関灯が当たる位置に付けるほうが向いています。

設置場所からダミーカメラを絞る|屋外か室内かで防水の要求が変わる

最初に決めるのは屋外か室内かです。

この条件だけで、選べる製品はかなり絞られます。

屋外なら防水表記を確認してください。

IPの後ろに続く2桁目が防水の程度を示し、数字が大きいほど厳しい試験を通っています。

庇の下で雨が直接当たらない位置なのか、吹きさらしの外壁なのかで必要な水準が変わります。

屋外ではもう一つ、日射による退色と、夏場の高温で樹脂が変形する可能性も見ておきたいところです。

屋内向けの軽い樹脂ボディを南向きの壁に付けると、色あせが早く進みます。

屋外に付ける場合の防水性能の目安と設置場所の考え方は屋外用防犯カメラダミーの選び方で解説しています。

ダミーには画角も画素数もないので、代わりに決めるのは向きだけです。

玄関ドアや門扉、駐輪スペースといった、本物なら実際に撮る対象へ向けてください。

壁と平行だったり、空を向いていたりすると、それだけで不自然に見えます。

取り付け前に自宅で確認する3点|固定面・穴・高さ

確認するのは、取り付け面の材質・穴を開けられるか・設置する高さの3点です。

取り付け面がモルタルやコンクリートならビス留めに下穴が必要で、サイディングやタイルは施工の可否を含めて慎重に判断してください。

木部やアルミの手すりなら、付属のブラケットや結束バンドで固定できる製品もあります。

賃貸で穴を開けられない場合は、壁を貫通させない固定方法に限られます。

強力な粘着テープ、雨樋や手すりへの結束バンド留め、フェンスへの取り付けが現実的な選択肢です。

集合住宅の共用廊下やドア周りは共用部にあたることが多いので、管理規約を先に確認してください。

高さは、手が届く位置だと触られたり向きを変えられたりします。

一方で高すぎると、電池交換のたびに脚立が必要です。

乾電池式なら2メートル前後、ソーラー式や光らないタイプなら、もう少し高い位置でも管理できます。

電池とレンズの汚れ|ダミーカメラを付けたままにするための手間

付けた直後は本物と見分けがつかない製品でも、放置すると印象が変わります。

乾電池式は消耗するとLEDが暗くなり、やがて点滅が止まります。

交換の周期は製品と気温で変わるので、季節の変わり目に合わせて点検日を決めておくと忘れにくくなります。

屋外では外装に土や蜘蛛の巣が付き、レンズ部分が白く曇ります。

乾いた布で拭くだけでも見た目は戻ります。

あわせて確認したいのは固定部分です。

結束バンドや粘着テープは紫外線で硬くなり、風の強い日に外れることがあります。

年に一度、緩みがないか手で触って確かめてください。

本体が退色して色が変わったり、ヒビが入ったりしたら、そこが買い替えの目安です。

古びたダミーカメラは、それ自体が「長く手入れされていない家」という印象につながります。

よくある質問

防犯ダミーカメラだけで空き巣対策になりますか

なりません。

ダミーは見た目で警戒させるところまでで、窓や玄関の錠が手薄なままなら、侵入にかかる時間は変わりません。

補助錠、防犯フィルム、センサーライトのように、実際に時間をかけさせる対策や見つかりやすくする対策と組み合わせてください。

本物の防犯カメラとどちらを選べばいいですか

映像を証拠として残したいなら、最初から録画できる機種を選んでください。

外出先から様子を確認したい場合も、通信と録画のできる機種が必要になります。

手持ちのスマホを使う方法もあり、無料アプリでできる範囲は無料の防犯アプリの機能とタイプ別の選び方で解説しています。

100均のダミーカメラでも大丈夫ですか

室内で使うなら選択肢に入ります。

100均で買える範囲の製品は外装が薄く、屋外の雨と紫外線では劣化が早く進みやすいので、屋外に付けるなら防水表記のある製品のほうが向いています。

取扱いは店舗や時期で変わります。

どこで買えるかは防犯グッズの100均と量販店の取扱いの違いで解説しています。

一人暮らしの部屋の玄関に付けても問題ありませんか

自室の内側やベランダなら自分の判断で設置できますが、共用廊下側は管理会社への確認が必要です。

撮影範囲に見える向きが隣室の玄関にかかると、ダミーでも苦情の元になります。

備える順番は一人暮らしの女性が最初に備える防犯グッズの順番で解説しています。

まとめ

防犯ダミーカメラは録画も通信もしない機器で、選ぶときに関わるのは電源方式・LEDの光り方・外装の防水性と固定方法です。

屋外か室内かを先に決めれば候補は絞られますし、高所に付けるなら電池交換の手間から逆算するのが現実的です。

効果は環境で変わるため、窓や玄関の対策と組み合わせる前提で考えてください。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と、設置前に確認する3点を参考に、自宅の設置場所に合う一台を選んでください。

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