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GPS付き防犯ブザーの選び方|位置がわかる仕組みと注意点

GPS付き防犯ブザーの選び方|位置がわかる仕組みと注意点

売り場に並ぶ「GPS付き防犯ブザー」には、しくみの違うものが混ざっています。

小型のGPS端末とブザーが一体になっていてLTE回線で位置を送るタイプと、保護者や本人のスマホとBluetoothでつながっている間だけ働くタイプです。

後者は端末自体が位置を測っていないので、スマホから離れた場所では現在地が分かりません。

パッケージに大きく「GPS」と書かれていても、通信費がかかるのか、離れた場所から見られるのかまでは表面に書かれていないことがあります。

ここを取り違えると、買ったあとに「思っていた使い方ができない」となります。

本記事では、GPSと通信が別の機能である理由・表記別の4タイプ・位置精度と更新間隔の読み方まで解説します。

防犯GET

防犯GET編集部

防犯GETは、家庭でできる防犯対策と防犯グッズの選び方をまとめているメディアです。防犯カメラや見守りカメラ、補助錠や防犯フィルム、センサーライトや防犯ブザーまで、メーカーが公開している仕様を確かめながら、用途ごとの向き不向きを書いています。

※本記事はAIの補助を得て作成し、編集部が校正しています。

「GPS付き防犯ブザー」の表記が指しているもの

GPSは位置を測る側の機能

GPSはアメリカが運用している衛星測位システムの名前です。

端末が複数の衛星からの電波を受け取り、自分がどこにいるかを計算します。

近年の端末は日本の準天頂衛星「みちびき」やロシアのGLONASS、欧州のGalileoも併用していて、これらをまとめてGNSS(全球測位衛星システム)と呼びます。

仕様欄に「GNSS対応」とあれば、GPS単独よりも受信できる衛星が多い構成です。

測った位置を届けるには通信が別に必要

端末が自分の位置を計算しただけでは、保護者のスマホには何も表示されません。

位置を送るための通信手段が別に要ります。

見守り用のGPS端末はSIMを内蔵してモバイル回線で送信し、そのぶん月々の通信料がかかります。

Bluetooth連動タイプは通信料がかからない代わりに、つながっているスマホの位置しか分かりません。

防犯ブザーとGPSは、音を出す機能と位置を知る機能がたまたま同じ本体に入っているだけで、それぞれ別に評価してください。

防犯ブザーとGPSの組み合わせは表記で4タイプに分かれる

商品ページの見出しに使われる言葉と、実際に何ができるかの対応は次のとおりです。

表記の例位置が分かるしくみ通信料向いている人
防犯ブザー(音量のdB表記のみ)位置は分からないなしまず音で周囲に知らせたい人、学校でGPS端末が使えない場合
スマホ連動・アプリ対応(Bluetooth)つながっているスマホが測位した位置、または接続が切れた地点なし(スマホの回線を使う)自分でスマホを持ち歩く大人
GPS内蔵・見守り端末+ブザー機能(SIM内蔵)端末自身が測位し、モバイル回線で送信月額の通信料がかかるスマホを持たない子どもの通学、単独での移動
スマホアプリの緊急通報機能スマホ本体が測位スマホの契約に含まれる常にスマホを手元に持つ人

音を出すだけの製品と位置を送る製品では、電池の種類も本体の大きさも変わります。

タイプごとの造りの違いは防犯ブザーの選び方で解説しています。

使う人と場所からGPS付き防犯ブザーを絞る手順

持たせる相手がスマホを持っているか

持たせる相手がスマホを持っていないなら、選べるのはSIM内蔵の見守り端末タイプだけです。

Bluetooth連動タイプは親のスマホと数十メートル離れれば接続が切れ、それ以降の位置は分かりません。

反対に本人が常にスマホを持ち歩く大人なら、位置はスマホ側で共有できるので、ブザーは音量と押しやすさで選ぶほうが実用的です。

通勤や夜道を想定した基準は大人が持つ防犯ブザーの選び方で解説しています。

知りたいのは今いる場所か、通った経路か

「今どこにいるか」だけを知りたいなら、更新間隔が数分に一度でも足ります。

帰り道に寄り道していないかまで見たいなら、移動履歴を残せる機種が必要です。

履歴の保存期間はメーカーごとに違うので、仕様欄で日数を確認してください。

通学で使う場合の持たせ方は子ども向け防犯ブザーの選び方で解説しています。

学校によってはGPS端末の持ち込みに条件があるため、先に学校へ確認しておくと選び直しを避けられます。

位置の精度と更新間隔が製品ごとにずれる理由

カタログの「誤差数メートル」という数値は、空が開けた屋外で衛星をよく受信できた条件での値です。

ビルの間や高架下では電波が反射して誤差が数十メートルまで広がりますし、建物の中や地下では衛星の電波が届かず測位できないことがあります。

そのため多くの端末はWi-Fiの電波や携帯基地局の情報を併用して位置を補っています。

この併用の有無が、実際の使用感の差になります。

更新間隔の表記も基準がそろっていません。

「最短1分」と書かれていても、それはアプリで設定を変えたときの値で、初期状態はもっと長い間隔のことがあります。

間隔を短くすれば通信と測位の回数が増え、電池は早く減ります。

比べるときは、①GNSSに加えてWi-Fiや基地局測位を併用しているか、②書かれている間隔は初期値か最短値か、③その間隔での電池持ちが何時間または何日と書かれているか、の3点をそろえて見てください。

数値が単独で並んでいる場合は、条件が違うものを比べていることになります。

表記を読み違えたときに起きること

防水は「IPX4」と「IPX7」で意味が違う

IPX4はあらゆる方向からの水の飛まつに耐える防滴、IPX7は一定の深さと時間の水没に耐える水準です。

ランドセルの外側に付けて雨の日に通学するなら、IPX4では吹き込む雨で内部に水が入り、鳴らなくなることがあります。

プールやポケットに入れたまま洗濯した場合は、IPX7でも保証の対象外になる製品が多いので、表記の等級と保証の条件は別に確認してください。

電池切れと圏外は同じ「表示されない」に見える

SIM内蔵の見守り端末は、充電式で数日から2週間ほどで充電が必要な製品が中心です。

充電を忘れた日と、地下街で電波が届かない日は、アプリ上ではどちらも位置が更新されないという同じ見え方になります。

電池残量の通知が届く機種を選んでおくと、この2つを取り違えません。

音量とGPSは別の話なので、GPS付きだからといって音が大きいとは限りません。

100デシベル前後をうたう製品もある一方、位置情報を主役にした端末はブザーが控えめなこともあります。

取扱いの幅は店によって差があり、100円ショップで買える製品にはGPS機能は付いていません。

取扱いの違いは防犯ブザーはどこで買える?で解説しています。

仕様はパッケージと商品ページのどこに書いてあるか

紙のパッケージなら裏面か側面の仕様欄、通販なら商品ページの「仕様」「製品仕様」の表と、メーカーサイトの取扱説明書PDFに載っています。

宣伝文の側には書かれず、この欄にだけ書かれている項目があります。

  • 音量(デシベル表記と、測定距離の条件)
  • 電池の種類と持続時間、充電式か交換式か
  • 防水等級(IPX4/IPX7などの表記)
  • 測位方式(GPS単独かGNSS併用か、Wi-Fi・基地局測位の有無)
  • 通信方式(SIM内蔵かBluetoothか)と、月額の通信料の有無
  • アプリの対応OSとバージョン

このうち月額の有無と対応OSは、商品ページの表に載らずメーカーの案内ページ側にあることが多い項目です。

アプリ側の設定手順はスマホ連動できる防犯ブザーで解説しています。

よくある質問

GPS付き防犯ブザーは必ず月額料金がかかりますか

かかるのはSIMを内蔵して自分で通信するタイプです。

Bluetoothでスマホとつなぐタイプや、音を出すだけの防犯ブザーには月額はかかりません。

ただしBluetoothタイプは離れた場所の位置を知る用途には使えないので、月額なしで遠隔から見守るという組み合わせは成り立ちません。

小学校に持って行けますか

学校ごとに扱いが違います。

防犯ブザーは配布や推奨をしている学校がある一方、通信機能を持つGPS端末は持ち込みの可否や保管方法に決まりを設けている場合があります。

購入前に学校へ確認してください。

防犯ブザーとGPS端末は別々に持たせたほうがいいですか

一体型は荷物が増えず、ひもを引くだけで音が出ます。

別々にすると、ブザーはランドセルの肩ベルト、GPSは中に入れるといった置き分けができ、片方の電池が切れてももう片方は使えます。

学校のルールでGPSを鞄の中にしまう必要がある場合は、手の届く位置に鳴らせるものを別に付けたほうが実用的です。

まとめ

GPSは位置を測る機能で、その位置を離れた場所へ届けるには通信が別に必要です。

スマホを持たない子どもの現在地を知りたいならSIM内蔵の見守り端末タイプ、自分でスマホを持ち歩く大人なら音量と押しやすさを優先する、という分かれ方になります。

精度や更新間隔の数値は測定条件によって変わるので、測位方式と電池持ちをそろえて比べてください。

ぜひ本記事の4タイプの比較表と、仕様欄で確認する6項目を参考に、使う人とその移動範囲に合った1台を選んでください。

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