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防犯フィルムは意味ない?効果とデメリットを正直に整理

防犯フィルムは意味ない?効果とデメリットを正直に整理

窓に防犯フィルムを貼ったのに、検索窓に「防犯フィルム 意味ない」と出てくる。

この評価が生まれる理由の多くは、貼ったフィルムの厚みと貼った範囲にあります。

打ち破りに時間をかけさせる防犯フィルムは厚み350マイクロメートル以上が目安で、地震や台風の破片飛散を抑える飛散防止フィルムは50マイクロメートル前後。

売り場が同じなので、後者を防犯目的で買ってしまった状態では、破片は散らないのに割られるまでの時間はほとんど変わりません。

本記事では、効果が出ない原因の切り分け・原因別の貼り直しと補強・効果が薄い対処・次に選ぶときの条件を解説します。

防犯GET

防犯GET編集部

防犯GETは、家庭でできる防犯対策と防犯グッズの選び方をまとめているメディアです。防犯カメラや見守りカメラ、補助錠や防犯フィルム、センサーライトや防犯ブザーまで、メーカーが公開している仕様を確かめながら、用途ごとの向き不向きを書いています。

※本記事はAIの補助を得て作成し、編集部が校正しています。

防犯フィルムが意味ないと言われる原因は厚みと貼る範囲

原因はひとつではありません。

よくある順に並べると、厚み不足、貼る範囲の狭さ、端の処理、そして期待値のずれの4つです。

買ったのが飛散防止フィルムだった

いちばん多いのがこれです。

パッケージに「割れても飛び散らない」と書かれていても、厚みが50マイクロメートル前後の製品は破片の飛散を抑えるためのもので、打ち破りに耐える設計ではありません。

防犯を目的にするなら350マイクロメートル以上、海外表記なら約14ミル以上が目安になります。

クレセント錠の周りだけに貼っている

手のひらサイズのシートを錠の近くだけに貼るタイプの製品もあります。

錠の真上を割られる手口だけを想定した作りで、フィルムのない場所を割られれば効果は残りません。

ガラス全面に貼るのが前提です。

端が浮いている、縁まで届いていない

ガラスの縁から数センチ手前で切ってあると、その帯の部分は貼っていないガラスと同じです。

四隅が浮いてめくれ上がっている場合も同様で、そこを起点に割られます。

フィルムに防げることを期待していた

そもそもフィルムが担うのは、侵入までの時間を延ばして途中であきらめさせることまでです。

割られない窓になるわけではありません。

自分の窓がどの原因に当てはまるかを確かめる

確認するのは、製品の厚み表記と貼った範囲の2点です。

まず、購入時の箱や販売ページに戻って厚みの数値を探してください。

「◯◯マイクロメートル」「◯◯ミル」の記載がなく、飛散防止・UVカット・目隠しだけがうたわれている製品なら、原因は厚み不足です。

CPマークが付いているかも見ておきます。

これは官民合同会議の試験で侵入に5分以上耐えた建物部品に表示されるもので、ガラス・錠・シャッター・面格子と対象部位ごとに認定が分かれます。

窓全体の認定なのか、特定のガラスとの組み合わせで取った認定なのかは、製品の説明書きで確認してください。

厚みが足りているなら、次は外に出て窓を見ます。

ガラスの縁まで貼れているか、四隅や下辺が浮いていないか、複数枚を継いだ跡がないか。

夜に室内の明かりを点けると、浮きや気泡の位置が影で分かりやすくなります。

ここで問題がなく、それでも不安が消えないなら、原因はフィルムではなく窓以外の場所にあります。

人目につかない側の窓、勝手口、面格子だけの小窓など、対策していない開口部が残っていないかを見直してください。

原因別|防犯フィルムを貼り直すか、別の対策を足すか

厚み不足だった場合

上から重ね貼りをしても厚みは足されません。

密着が甘くなり、かえって浮きの原因になります。

既存のフィルムを剥がしてから、350マイクロメートル以上の製品に貼り替えてください。

硬く厚い製品はしわが出やすく、大きな窓では自分で貼るのが難しくなります。

作業中にカッターや脚立でけがをしたときは、自分で処置を続けずに医療機関に相談してください。

部分貼りだった場合

錠の周りのシートはそのままにせず、剥がして全面貼りに切り替えます。

同時に、窓の上下に補助錠を1つ足すと、割ったあとの開ける動作も止められます。

錠まわりの選び方は防犯カギの選び方で解説しています。

端が浮いていた場合

浮いた部分だけを押さえ直しても戻りません。

粘着が落ちているので、一度剥がしての貼り直しになります。

剥がし跡の糊が残った窓は下地作りに手間がかかるため、施工業者に頼む選択肢も含めて検討してください。

貼り直しても不安が残るときに考えること

フィルムを正しく貼った状態で、それでも心配が残るなら、次に考えるのはガラスそのものの交換です。

中間膜で貫通に耐える防犯ガラスは、フィルムより確実に時間を稼げます。

ここで注意したいのは強化ガラスとの混同で、強化ガラスは割れたときに粒状になる安全のためのガラスであり、打ち破りへの備えにはなりません。

方式ごとの違いは防犯ガラスの種類と違いで解説しています。

もうひとつの方向は、窓の外側で気づかれやすくすることです。

センサーライトやカメラは割る前の段階に働きます。

ただしセンサーライトは人通りの多い場所だと点灯が日常の風景になり、抑止として働きにくくなります。

設置する面と人の流れをあわせて考えてください。

勝手口が手薄なままなら、空き巣対策の防犯勝手口で扱っている優先順位のほうが先です。

やっても効果が薄い対処

よく紹介されるものの中に、防犯対策としては働きにくいものがあります。

  • フィルムの重ね貼り…厚みは合算されません。層の間で滑り、浮きも出ます
  • 目隠しシート・すりガラス調シート…中は見えにくくなりますが、厚みは飛散防止フィルム並みです
  • 防犯ステッカーだけを貼る…見た目の抑止はありますが、ガラス側は何も変わりません
  • 錠まわりだけの小型シート…貼っていない面を割られれば残りません
  • 窓の内側に家具を置く…外から死角を作り、かえって作業を隠してしまう場合があります

100円ショップの製品が全部だめというわけではありません。

飛散防止という用途で使うなら十分に役目を果たします。

防犯として使えるかどうかは厚み表記で判断してください。

取扱いの違いは防犯フィルムはどこで買える?で解説しています。

次に防犯フィルムを選ぶときの4条件

確認する項目目安
厚み350マイクロメートル以上(約14ミル以上)
認定CPマークの有無と、その対象部位
貼る範囲ガラス全面。縁まで届く寸法で購入する
ガラスとの適合網入りガラス・複層ガラスに使えるかを製品側の指定で確認

最後の項目は見落としやすいところです。

網入りガラスや複層ガラスは、熱のこもり方によって割れが起きる可能性があるため、製品ごとに使えるガラスが指定されています。

自宅の窓がどちらかを確かめてから買ってください。

厚みの選び分けとタイプごとの違いは防犯フィルムの選び方で解説しています。

よくある質問

防犯フィルムは何年くらいで貼り替えるものですか

耐用年数は製品ごとに示されているので、購入時の説明書きを確認してください。

日射が強く当たる面では変色や粘着の劣化が早く出ます。

端が浮いてきたり、白く濁ってきたら貼り替えの目安です。

防犯フィルムを貼れば補助錠はいらないですか

必要です。

フィルムはガラスを割る動作に時間をかけさせるもので、割ったあとに錠を回す動作は止められません。

窓の対策はフィルムと補助錠を組み合わせるのが前提になります。

外側に貼ってもいいですか

製品によって室内側専用か屋外対応かが分かれます。

室内側用を屋外に貼ると、雨と紫外線で早く劣化します。

指定を確認してから貼ってください。

まとめ

効果を感じられない理由の大半は、フィルムそのものではなく、厚みが50マイクロメートル前後の飛散防止フィルムを選んでいたか、貼る範囲がガラスの一部にとどまっていたかのどちらかです。

厚み350マイクロメートル以上のものを全面に、縁まで届く形で貼れば、割るまでの時間は確実に延びます。

そのうえで、フィルムだけで侵入を防げるわけではなく、補助錠や照明との組み合わせが前提になります。

ぜひ本記事の4条件の表を手元に置いて、今貼ってあるフィルムの厚みと貼る範囲を確かめてください。

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