SHARE:

防犯鍵の取付金具の選び方|穴あけなしで付ける方法

防犯鍵の取付金具の選び方|穴あけなしで付ける方法

防犯用の鍵穴カバーは、両面テープで貼るだけの製品がほとんどです。

ところが取り付けたあとに鍵が奥まで挿さらない、蓋が半分しか開かないという状態になることがあり、原因の多くは数ミリの位置ずれと、貼る前の脱脂を省いたことにあります。

一度圧着した両面テープは、剥がすと粘着が残り、貼り直しても同じ強さでは付きません。

そのため、押し付ける前の仮合わせに時間をかけてください。

本記事では、防犯鍵カバーの取り付け手順・失敗したときの直し方・ドアの材質による固定方法の違いを解説します。

防犯GET

防犯GET編集部

防犯GETは、家庭でできる防犯対策と防犯グッズの選び方をまとめているメディアです。防犯カメラや見守りカメラ、補助錠や防犯フィルム、センサーライトや防犯ブザーまで、メーカーが公開している仕様を確かめながら、用途ごとの向き不向きを書いています。

※本記事はAIの補助を得て作成し、編集部が校正しています。

防犯鍵カバーの取り付けは、仮合わせと脱脂で仕上がりが決まります

作業そのものは10分ほどで終わります。

ただ、剥離紙を剥がしてから位置を直そうとすると、粘着面にホコリが付いて接着力が落ちてしまいます。

確認は貼る前に済ませてください。

鍵穴カバーを貼るまでの手順

面を洗って乾かす

玄関ドアの表面には手の脂と道路の粉じんが乗っています。中性洗剤で拭いて水気を取り、最後にアルコールで脱脂すると、端から浮きにくくなります。

剥離紙を付けたまま仮止めする

マスキングテープで留めた状態で鍵を挿し、いつもの角度で回してみてください。指とカバーの縁が当たらないかも、ここで分かります。

外周をテープで囲む

位置が決まったらカバーの外側に沿ってマスキングテープを貼り、ガイドを残します。剥離紙を剥がしたあとに位置で迷わずに済みます。

貼って30秒ほど押さえる

両面テープは圧力をかけた分だけ密着します。指先ではなく手のひら全体で押してください。

硬化を待つ

説明書に待機時間の指定があれば守ります。その間はカバーを引っ張らないこと。

サムターンカバーは家族全員で開閉を試してから決める

サムターンは、室内側にある施錠用のつまみです。

これを箱状に覆う製品と、つまみに被せてひと手間を加える製品があり、どちらもネジ止め型と両面テープ型に分かれます。

取り付け後に必ずやってほしいのは、家族全員での開閉テスト。

子どもや高齢の家族が外に出られない構造になっていないかを、その場で確かめてください。

貼り位置を間違えると、締め出しやシリンダー交換につながります

カバーの縁が鍵の回転範囲にかかっていると、回すときに鍵の首に横向きの力が加わります。

挿さるけれど重い、という状態のまま使い続けると、鍵が曲がったり、最悪は鍵穴の中で折れたりします。

折れた場合は自分で抜こうとせず、鍵の専門業者に連絡してください。

もう少し起きやすいのが、鍵穴への異物混入です。

カバーを固定するために接着剤を使ったり、貼り付け面の汚れをスプレーで吹き飛ばしたりすると、シリンダー(鍵穴の本体部分)の内部に固形物や油分が入り込むことがあります。

内部が汚れると分解清掃か交換になり、カバー代よりはるかに高く付きます。

屋外側のカバーでは、水の抜け道も見ておきたいところです。

雨水が溜まる向きに付けると、冬場は内部で凍って鍵が回らなくなることがあります。

水抜き穴のある製品は、その穴を下向きにして固定してください。

鍵カバーでよくある失敗と、その場でできる直し方

端から浮いてくる

原因は脱脂不足か、貼ったときの気温の低さです。

両面テープは低温だと初期接着が出にくいので、冬に作業するならドライヤーの温風で貼り付け面を軽く温めてから貼ります。

いったん浮いたテープは戻りません。

剥がして粘着を落とし、新しいテープで貼り直してください。

残った粘着はシール剥がし剤で溶かせますが、塗装やシートを傷めることがあるため、ドアの下端など目立たない場所で試してから使います。

鍵が挿しにくい、回しにくい

まずカバーを外して、症状が消えるかどうかを確かめます。

外して直るならカバーの位置が原因、外しても変わらないならシリンダー側の問題です。

このとき、鍵穴に自転車用などの油性潤滑スプレーを吹き込まないでください。

油はホコリを抱き込んで固まり、かえって動きが悪くなります。

使うなら鍵穴専用の粉末タイプの潤滑剤です。

蓋が固くて開かない

スライド式やシャッター式のカバーは、レール部分に砂が入ると動きが渋くなります。

乾いた歯ブラシで溝を払い、それでも渋いときは可動部だけに専用潤滑剤を少量。

水拭きは避けたほうが無難です。

必要な道具は4つ|家にあるもので代用できる範囲

そろえておきたいのは、脱脂用のアルコール、マスキングテープ、乾いた布、そしてネジ止め型ならプラスドライバーの4点です。

採寸用の定規と、冬場に使うドライヤーがあると作業が楽になります。

脱脂は住居用のアルコール除菌スプレーでも代用できます。

ただし界面活性剤を含むものは拭き跡が膜として残るため、吹いたあとに乾いた布でしっかり拭き取ってください。

マスキングテープの代わりに養生テープを使うのは避けます。

粘着が強く、剥がすときにドアの塗装を持っていくことがあるためです。

カバー本体そのものは、ホームセンターの建築金物売り場や通販で扱われています。

取扱いは店舗や時期で変わるので、店頭で見つからないときは型番を控えて取り寄せるという手もあります。

100円ショップにも鍵まわりの小物は並びますが、鍵の頭に被せる識別用のキーキャップと、鍵穴を覆う防犯用のカバーは別物です。

売り場ごとの品ぞろえの違いは100均と量販店の取扱いの差で解説しています。

鍵カバーの点検は月1回、鍵穴の掃除は乾いたもので

点検の間隔は、月に1回を目安にしてください。

見るのはテープの端が浮いていないか、蓋がスムーズに動くか、ネジが緩んでいないかの3点だけなので、1分もかかりません。

玄関を出るついでに縁を指でなぞるだけでも、浮きは分かります。

季節の変わり目には、もう少し丁寧に見ます。

梅雨明けは湿気で粘着が弱っていることがあり、冬の前は凍結対策として水の抜け道を確認しておくと安心です。

屋外の鍵穴まわりに砂が溜まっていたら、エアダスターか乾いたブラシで払います。

掃除機で吸うのは構いませんが、水や洗剤を鍵穴に流し込むのはやめてください。

鍵本体も、月に一度は乾いた布で拭いておきます。

ディンプルキー(表面にくぼみが並んだ鍵)は、くぼみに汚れが溜まると挿し込みが渋くなるので、歯ブラシで軽く払う程度の手入れが向いています。

取り付け面で鍵カバーの固定方法が変わる|金属・木・賃貸

アルミやスチールの玄関ドアは、塗装面が平らで脱脂も効くため、両面テープがいちばん素直に付く面です。

逆に注意したいのは温度で、夏の直射日光が当たる面は表面温度が上がり、粘着が軟らかくなってずれることがあります。

日中を避け、朝のうちに貼るほうが安定します。

木製ドアや、木目のシートを貼った化粧ドアは扱いが変わります。

表層のシートが下地から浮いている状態で強粘着テープを貼ると、剥がすときにシートごと持っていかれます。

この面ではネジ止め型のほうが結果的に傷みにくく、ネジを打てないならクッション性のある厚手テープで面圧を分散させる方法があります。

勝手口まわりの壁面やサイディングは、表面に凹凸があるためテープが点でしか接触しません。

平らな金属部分を探して貼るか、下地を選んで固定してください。

勝手口そのものの守り方は狙われにくい勝手口にする順番で解説しています。

賃貸の場合、玄関ドアは共用部として扱われることが多く、穴あけは原状回復の対象になります。

ネジ止め型を検討するなら、作業前に管理会社へ確認してください。

穴を開けずに金具を固定する方法は穴あけなしで付けるドアノブ用取付金具で解説しています。

よくある質問

鍵穴カバーを付ければピッキングされませんか

防げるとは言えません。

カバーができるのは、鍵穴に手を出すまでの手間を増やし、作業している姿を目立たせるところまでです。

鍵そのものの強度を上げたい場合は、シリンダー交換のほうが根本的な対策になります。

種類ごとの違いは防犯性の高い鍵の比較で解説しています。

サムターンカバーを付けると、室内から開けにくくなりませんか

手間は増えます。

それが目的の製品なので避けられません。

就寝中や外出中だけカバーを閉じ、在宅の日中は開けておくという使い分けをしている家庭もあります。

避難のしやすさと防犯のどちらを優先するかは、家族構成で決めてください。

鍵が回りにくいとき、潤滑油を挿してもいいですか

油性の潤滑スプレーは使わないでください。

粉じんを抱き込んで内部で固まり、症状が悪化します。

市販の鍵穴専用潤滑剤(粉末タイプ)を、説明書の量どおりに使ってください。

カバーを貼ったら鍵番号が隠れました。合鍵は作れますか

鍵本体に刻印された番号が見えなくても、現物があれば作れる場合がほとんどです。

むしろ番号が他人に見える状態のほうがリスクになるため、鍵の頭にカバーを付けて隠す使い方は理にかなっています。

まとめ

鍵カバーは、鍵穴やサムターンに手を出しにくくして時間を稼ぐための部品で、これだけで侵入を止められるものではありません。

取り付けで差が出るのは脱脂と仮合わせ、使い始めてから差が出るのは月1回の点検です。

玄関だけを固めても、掃き出し窓が手薄なままでは同じことになるため、一階窓の対策の考え方とあわせて優先順位を決めてください。

ぜひ本記事の取り付け手順と材質別の固定方法を参考に、まずは自宅のドア面を指で触って、金属か木目シートかを確かめるところから始めてください。

あなたへのおすすめ