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防犯灯の種類と違い|LEDと蛍光灯の向き不向きを比較

防犯灯の種類と違い|LEDと蛍光灯の向き不向きを比較

夜道が暗いので見上げてみると、電柱に小さな照明と番号入りのプレートが付いています。

これが防犯灯です。

夜間の道路や通路を照らすために市区町村や自治会が設置して管理している照明で、住人が勝手に交換したり増設したりできるものではありません。

明るさにも目安があります。

日本防犯設備協会は防犯灯の照度基準として、平均水平面照度5ルクス以上のクラスAと、3ルクス以上のクラスBを示しています。

自宅の玄関や駐車場を明るくしたいなら、道路向けの防犯灯ではなく、自分の敷地に付ける屋外用センサーライトが候補になります。

本記事では、防犯灯と街路灯・センサーライトの違い、防犯灯のタイプごとの構造、球切れの連絡先、自宅に付ける照明の選び分けまで解説します。

防犯GET

防犯GET編集部

防犯GETは、家庭でできる防犯対策と防犯グッズの選び方をまとめているメディアです。防犯カメラや見守りカメラ、補助錠や防犯フィルム、センサーライトや防犯ブザーまで、メーカーが公開している仕様を確かめながら、用途ごとの向き不向きを書いています。

※本記事はAIの補助を得て作成し、編集部が校正しています。

防犯灯とは、夜間の道路を照らすために自治体や自治会が管理する屋外照明

防犯灯の目的は、夜間の通行の安全を守り、暗がりをなくして見通しを確保することです。

設置と管理を担うのは市区町村、あるいは自治会や町内会で、電気代の負担先もほぼ同じところになります。

電力会社の電柱に共架(きょうか)する形、つまり既にある柱を借りて器具を取り付ける形が多く、住宅地では小型のLED器具が主流です。

明るさの水準について、日本防犯設備協会はクラスAとクラスBという2段階の照度基準を示しています。

クラスBはおおよそ4メートル先にいる人の顔や動きが分かる程度で、住宅地の生活道路ではこの水準が採られることが多いようです。

人通りの多い通学路や駅前の通りでは、より明るいクラスAが求められる場合もあります。

期待できるのは、人の姿が見えやすい状態を作るところまでです。

防犯灯があれば侵入や不審者を防げるわけではありません。

明るい道は見つかりやすい道であり、その先の対策は家の側の施錠や窓の補強と組み合わせて考えてください。

防犯灯と街路灯・センサーライトはどこが違うのか

混同されやすいのが街路灯です。

街路灯(道路照明灯)は道路管理者が交通の安全のために設置するもので、交差点やカーブ、幹線道路のように車の走行を前提とした場所に立っています。

ポールが高く光量も大きいため、住宅地の防犯灯とは器具の大きさから違います。

ホームセンターや通販で買えるセンサーライトは、住人が自分の敷地に取り付ける照明です。おすすめの商品は人感センサーライトのおすすめ10選で解説しています。

管理するのも電気代を払うのも本人で、そのかわり位置も明るさも自分で決められます。

名称主な目的設置と管理照らす場所
防犯灯夜間の通行の安全と見通しの確保市区町村・自治会生活道路・通学路・通り抜け通路
街路灯(道路照明灯)車と歩行者の交通安全道路管理者(国・都道府県・市区町村)幹線道路・交差点・橋
センサーライト自宅周りの暗がりをなくす住人本人玄関・駐車場・勝手口・裏庭

「自宅の駐車場が暗い」「勝手口の前だけ真っ暗」という不満は、道路を照らす防犯灯では解決しません。

敷地の中に自分で屋外照明を付けるほうが早く、選べる明るさや点灯方式の幅も広いです。

防犯灯の種類は取り付け方と電源で分かれる

電柱共架型

電力会社やNTTの電柱に腕金と器具を取り付けるタイプで、住宅地の防犯灯の大半がこの形です。

既存の柱を使うので工事が軽く済みますが、柱がない場所には付けられません。

作業は電気工事の資格を持つ業者が行うもので、住民が自分で登って交換する対象ではありません。

ポール式(自立柱)

電柱のない公園の遊歩道や、宅地の間を抜ける細い通路に立てるタイプです。

柱の基礎から作るため工事が大きくなり、設置までの期間も長くなります。

そのぶん光の高さと向きを最初から設計できるので、暗がりが残りにくいという利点があります。

ソーラー式

太陽光パネルと蓄電池を器具に内蔵し、配線を引かずに点灯させるタイプ。

電線の来ていない場所でも設置できますが、パネルに日が当たらないと点灯時間が短くなります。

落ち葉や積雪、成長した樹木の影が原因で、冬だけ夜中に消えてしまうこともあります。

内蔵の蓄電池は数年で交換や器具ごとの更新が必要です。

人感センサー付き

人が近づいたときだけ点灯するタイプで、消費電力を抑えられます。

ただし人通りの多い道では点灯している時間が長くなり、常時点灯とほとんど変わらない使われ方になります。

センサー付きが向くのは、通行が少なく、動きがあったこと自体を目立たせたい通路です。

防犯灯の球切れや新設は市区町村か自治会に連絡する

防犯灯が消えている、または点滅を繰り返している場合は、市区町村の担当課か、地域の自治会・町内会に連絡してください。

伝えると話が早いのは、器具に貼られた管理番号のプレートと、電柱に巻かれた電柱番号、それに近くの住所です。

番号が読めない位置なら、目印になる建物と交差点を伝えるだけでも探してもらえます。

高所での作業になり、電力会社の設備を借りている器具でもあるため、住民が自分で電球やLEDユニットを交換することはできません。

脚立に乗って触るのは感電と落下の危険があります。

新しく付けてほしいという要望も、自治会を通じて市区町村に上げる流れが一般的です。

既設の防犯灯との間隔、道路の幅、共架できる電柱の有無、その年度の予算といった条件で判断されるため、要望を出してから設置まで時間がかかります。

窓の正面に光が入る家があると、近隣の同意に時間を要することもあります。

今すぐ手元の暗がりを消したいのであれば、自分の敷地側に照明を付けるほうが確実です。

自宅の敷地を照らすなら防犯灯ではなく屋外用センサーライト

自分で付ける屋外照明は、電源の取り方で4タイプに分かれます。

決め手は設置したい場所に何があるかです。

タイプ特徴向いている人
コンセント式屋外コンセントから給電し、電池切れの心配がない。明るい機種が多い玄関や駐車場に防水コンセントがある家
電池式配線が不要で位置を選べる。定期的な電池交換が続く電源のない勝手口や裏庭に付けたい人
ソーラー式配線も電池交換も不要。日照が足りない面では点灯時間が落ちる南向きなど日が当たる壁面に設置できる人
常時点灯型(ポーチライト等)暗くなると一晩中点灯する。人の動きに反応しない足元の安全と門周りの見通しを優先したい人

電池式とソーラー式は工事が不要で、賃貸でも取り付け方を工夫すれば使えます。

一方で、明るさと点灯時間を安定させたいならコンセント式が有利です。

設置タイプごとの明るさの目安や取り付け方は、防犯灯の選び方で解説しています。

明るさだけで選ぶと失敗する

ルーメンの数字が大きい機種を選んで後悔する例が多いです。

強い光を低い位置に付けると、隣家の窓や道路に向かって眩しさが漏れます。

近隣からの苦情で消すことになれば、暗がりは元に戻ります。

狭い勝手口や玄関先なら、必要なのは全体を煌々と照らす光ではなく、人がいれば分かる程度の明るさと、影を残さない向きです。

もうひとつの失敗が、人がよく通る場所に人感センサー式を付けることです。

通行のたびに点くと点灯が日常の風景になり、動きがあったことに気づかなくなります。

センサーライトの効果と限界についてはセンサーライトは意味ないのかという疑問への回答で解説しています。

照らしただけでは、何が起きたのかは残りません。

記録も残したいならカメラの併用になりますが、夜間は赤外線撮影で白黒になる機種が多く、服の色が残らない点に注意してください。

暗所での写り方の基準は赤外線カメラの夜間性能で解説しています。

足音で気づく仕組みを足したい場合は防犯砂利の粒と音の大きさも選択肢に入ります。

取り付ける前に確認する4点

電源と設置面

まず、付けたい壁の近くに屋外用の防水コンセントがあるかを確認してください。

無い場合は電池式かソーラー式に絞られます。

次に取り付け面の材質です。

木部やサイディングならビスが打てますが、タイルやコンクリートには下穴とアンカーが必要になります。

金属の面や賃貸の壁で穴を開けたくないなら、雨どいや柱に締めるバンド式の金具やクリップ式に対応した機種を探すことになります。

防水表記とセンサーの向き

屋外に付けるなら、防水等級の表記を必ず見てください。

IPX4は雨滴に耐える程度で、軒のない壁面や吹き込む雨が当たる場所ではIPX5以上が安心です。

人感センサーは横切る動きに反応しやすく、正面から近づく動きには鈍い傾向があります。

玄関に向かって歩いてくる人を検知したいなら、通路を斜めに見る角度に振って付けてください。

付けたあとに残る手間

電池式は、点灯回数が多いほど交換が早く来ます。

脚立が必要な高さに付けると、そのたびに出す作業が増えるので、手が届く高さかどうかを設置前に考えておくといいでしょう。

ソーラー式はパネルの上に埃や落ち葉がたまると発電量が落ちるため、季節の変わり目に拭くだけでも点灯時間が保てます。

停電時や夜間に敷地を見回るときは据え置きの照明とは別に手持ちの明かりが要るので、防犯用フラッシュライトの明るさの選び方もあわせて確認しておくと備えになります。

よくある質問

防犯灯と街灯は同じものですか

日常会話では同じように呼ばれますが、制度上は別のものです。

防犯灯は市区町村や自治会が生活道路の見通しのために設置する照明、街路灯(道路照明灯)は道路管理者が交通安全のために設置する照明です。

管理者が違うため、故障時の連絡先も変わります。

防犯灯が切れているときはどこに連絡すればいいですか

市区町村の担当課、または地域の自治会・町内会に連絡してください。

器具に貼られた管理番号と電柱番号、近くの住所を伝えると場所が特定しやすくなります。

自分で電球を交換することはできません。

自宅の前に防犯灯を新設してもらえますか

要望を出すことはできますが、既設の防犯灯との間隔や共架できる電柱の有無、その年度の予算で判断されるため、すぐには設置されません。

手元の暗がりを早く消したいなら、自分の敷地に屋外照明を取り付けるほうが現実的です。

防犯灯の電気代は誰が払っているのですか

市区町村が負担する地域と、自治会が負担して市区町村が補助金を出す地域があります。

仕組みは自治体ごとに違うので、負担割合や補助の条件は住んでいる市区町村の窓口で確認してください。

防犯灯があれば空き巣に狙われませんか

明るさは、人の姿を見えやすくして発見されやすい状況を作ります。

ただし防犯灯があるだけで侵入を防げるわけではありません。

窓の補助錠やガラスの対策、玄関の施錠と組み合わせて考えてください。

まとめ

防犯灯は、夜間の道路を照らすために市区町村や自治会が設置し管理する照明で、球切れも新設も自分では手を出せません。

連絡先を押さえておくことが、住民側にできる最初の対応になります。

自宅の玄関や駐車場の暗がりは、屋外コンセントの有無と取り付け面の材質から、コンセント式・電池式・ソーラー式・常時点灯型のどれを選ぶかが決まります。

明るさの数字より、光の向きと交換の手間を先に確認したほうが後悔が少なくて済みます。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と取り付け前に確認する4点を参考に、自宅の条件に合う照明を選んでください。

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